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オートレースの楽しみ方(中級編)

2013年06月29日

 オートレースの楽しみ方(中級編)

 オートレースで車券を買う際、予想の材料となるものはいくつかある。選手の実力、番組のハンデ構成、車の状態、そして走路状況。もちろんほかにもいろいろあるとは思うが、今回は走路状況に的を絞って述べてみたい。

 まずは、晴れでの良走路。同じ良走路と言っても大きく分けて2つある。それは、タイヤが食い付く走路とタイヤが滑りやすい走路。一般的に、滑る走路は軽ハンの選手が有利で、食い付く走路は追い込みが有利と言われている。

 では、どういう時に食い付く走路になるのか。元々、食い付きの良い走路(例えば、船橋レース場)もあるのだが、基本的には曇ったり気温が低くなって、走路温度が低くなった場合に食い付く走路となる。逆に、陽が出てカンカン照りになるなど、暑くなって走路温度が上がると滑る走路となる。

 日本は夏が暑くなり、冬が寒くなるから、夏場は軽ハンが有利で冬場は追い込みが有利と捉えてよい。ただ、夏場でも曇って気温がそれほど上がらない場合や、冬場でも晴天で気温が上がるような時はその限りではなくなる。

 また、良走路でも風が強い時は選手の力関係もほんの僅かだが変わってくる。1年を通して風の強い日が多い伊勢崎や浜松の選手は、どこのレース場で走る場合においても、普段慣れているぶん強い風にも対応して乗ってくる傾向がある。

 次に、重走路について述べたい。

 重走路では良走路の時とは選手の力量関係が全く変わってくる。良走路では強烈な走りをする選手でも、雨が降ると動きに精彩を欠いてしまうシーンがよく見られる。どうしてそうなってしまうのかは分からないが、「雨もセッティングがしっかり合わないと乗れない。」というコメントもあるし、一方、「雨は気合一本!」という捉え方をする選手もある。

 いずれにしても、重走路での得手不得手は、新聞やインターネットなどで情報を手に入れられるので、重走路のレースを予想する際には参考にしてみるといいかも知れない。

 最後にもう一つ独特な走路状況について述べたい。それはブチ走路と言われるものだ。これは一回濡れた走路が、乾きだしてるけどまだ良走路とは言えないような、良と重の中間の走路状態のことだ。実際的には走路が白く乾いてる所と、濡れて黒い所がまだら模様のようにある状況である。

 このような状態の時は、試走が終わってからレースが始まるまでの間にも走路状況が変わるので、試走タイムは参考になりにくい。これこそ得手不得手な選手がハッキリしてくる。ほとんどの選手は、このブチ走路は嫌いと言うが、逆にこの走路を苦にしない選手もいる。オート歴を重ねる上でそういう選手を見つけていければ車券を買う時に大いに参考になると思われる。


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