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7月31日〜8月3日 浜松オートの展望

2017年07月30日

 木村武之が地元勢を引っ張る!


 
 
 前回の浜松は有吉辰也の優勝で幕を閉じた浜松オート。今回も前回と同様、4日間のシリーズとなる。全国ランク1位の鈴木圭一郎は、直前の飯塚GIに参戦している関係で今回は不在。木村武之が留守を任されたかたち。外来勢の猛攻を凌げるか。

 その木村は前走の伊勢崎ではシッカリと優出を決めていた。優勝戦は重走路で、アウトコースを回っていたが、スピードに乗る事はできず8着だった。しかし、このところの大きな流れで言えば、エンジンはある程度のところで推移しているので、今回も優勝候補の一人に挙げられる。

 地元S級は他に3人の予定。伊藤信夫は前走の地元では優勝戦まで進めなかった。しかし、4日間のシリーズで2勝を挙げるなど、エンジン状態はけっして悪くはない。笠木美孝の前走は川口一般開催。こちらは初日、2日目まではマズマズだったが、そこから崩れてしまった。岩科鮮太は伊勢崎に遠征で行っていたが、成績は振るわなかった。笠木と岩科は早い段階での立て直しが望まれる。

 地元浜松のA級・鈴木健吾は絶好調。前走の山陽では久々に優勝を決めてきた。持ち味のスピードを生かした走りで、今回も早めに独走に入れる展開なら期待できる。

 外来で好調なのは川口勢。今回、川口から来る中で最もランクが高いのは山田達也。前走の地元開催でも優出して3着。4日間のシリーズで全て車券に絡む活躍を見せた。同じ優勝戦に乗っていたのが佐藤裕二、高橋義弘。佐藤は優勝戦こそ7着だったが、それまでの3日間は2勝を含むオール連対。高橋も優勝戦は5着だったが、佐藤と同じくそれまでの3日間は2勝を含むオール連対。充実してる様子が伝わってくる。軽いスランプに入っていた岩田裕臣も、ようやく良化の兆しが出てきた。

 伊勢崎勢のS級は3人の予定。西原智昭、内山高秀、岩田行雄。3人とも好調ではないが、エンジン的に戦える状態にはなっている。また、A級ではあるが、鈴木清市がこのところ元気が良い。前走の地元でも優勝戦まで駒を進めていた。

 山陽からのS級はただ一人で丹村飛竜。前走の伊勢崎では準決8着だったが、それ以外はマズマズの走りを見せていた。

 新人33期は今回も出走。金田悠伽は、デビューから3走は8着続きで苦しいデビュー節になりそうだったが、最終日は嬉しい初勝利を挙げた。試走50秒の上がり56秒。落合巧はデビュー節の4走は全て8着。せめて試走50秒前後は出したいところ。

 

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主な出場予定選手
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木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-16(24期)〕
笠木 美孝〔浜松 S-32(22期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-17(28期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-27(26期)〕
山田 達也〔川口 S-23(28期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-41(24期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-37(29期)〕


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