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キューポラ杯(GI)<川口>優勝戦の回顧

2017年07月17日

 執念の走りで永井大介が栄冠を掴んだ!


 第41回目の川口の伝統GIキューポラ杯は、地元の永井大介が制した。エンジン的に明らかに劣勢であったが、経験を生かしたクレバーな走りで優勝をもぎ取ったかたち。オートレースの魅力が存分に伝わるレースだった。

 先述のとおり、試走タイムは5番時計タイの永井ではあった。しかし、その状況を冷静に分析し、勝ち切る為には何が必要かを熟知している永井であった。0Mオープン戦で大事なのはスタート。4枠に入った永井は自信を持ってスタートラインに付いた。集中度マックスの状態からシッカリとスタートを切ってみせた。いきなり独走状態に入ると、そこからは後続を引き離しにかかりたかったが、エンジン的にそうはさせてくれない。それが分かると永井はコースを守る走りにシフトチェンジ。エンジンが出てないのに、不必要に大きなコースを走るとインから交わされやすくなる。それが分かっているからのこそ勝利を求めた走り。

 自分の現況を把握し、最高のパフォーマンスを発揮するための能力。永井はこれに長けている。負けたら悔しい。そうならないために最善の努力を惜しまない。そして、それが今回は最大限に良い方に影響を及ぼした。

 オートレースはタイムトライアルではない。同じレースで8人が競争する戦い。どのようなレースになりそうか、それを考えるのもオートレースを楽しむための一つの要因。これからもいろいろなレース展開を見てみたい。



キューポラ杯(GI)<川口>優勝戦のレース結果
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