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ダイヤモンドレース(GI)<飯塚>優勝戦の回顧

2018年08月27日

 重富大輔が嬉しいGI初優勝!


 GI第61回ダイヤモンドレースの最終日は、第5Rの試走の後から雨が降り出し、優勝戦は重走路での競争になった。試走の気配が良かったのは丹村飛竜と中村雅人。2人とも試走で前の選手との差をグッと詰めていた。

 その見た目のとおり、試走一番時計は中村の65。次いで丹村が66。中尾貴志と久門徹が67、浦田信輔が69、重富大輔と吉原恭佑が70、池田政和が大きく落として74だった。この日の重走路は、レース序盤の2〜3周で態勢が決まると、その後の変動が少ない競争が多かったが、果たして優勝戦は。

 優勝戦も、ほぼ走るコースは一本道だった。スタートで先行した重富が最後までインコースを走り上げ、1着でゴール。2番手に付けていた中尾が仕掛ける姿勢を見せたが、それを見事に抑えた。次は中尾を交わした丹村が重富に襲いかかる。これにも冷静に、自分のコースを守る走りで付け入る隙を与えなかった。中尾が2番手に再浮上したが、これもインからは抜かせない走りで先頭を守り通した。周回ごとに走るコースは小さくなっていったが、これがまさに功を奏した形。

 重富は今回でGI初制覇。デビュー時から高いセンスを見せつけ順調に成長していったが、何年目かに大きな壁にぶち当たる。周りの選手からも高い潜在能力を認められながら、ある一定の走力から上には行けないでいた。それでも挫けることなく、諦めることなく真摯にオートレースと向き合っていった。それが今回、大輪の花を咲かせた要因。スピードに関しては全国区、雨走路も得意、スタートが今回の優勝戦のように常に切れれば、もう一つ上の舞台でも通用するだろう。

 


ダイヤモンドレース(GI)<飯塚>優勝戦のレース結果
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