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オールスターオートレース(SG)<浜松>優勝戦の回顧

2019年05月01日

 令和初めてのSG覇者は荒尾聡!


 新元号に切り替わった初日に行われたSGオールスターオートレースの優勝戦。この記念すべき日に栄冠を勝ち取ったのは飯塚の27期・荒尾聡。オールスターはSGタイトルを初めて獲得した思い出の大会。これで2017年のスーパースターと合わせて3度目のSG制覇となった。

 優勝戦は前日の予報にもあったとおり、重走路で行われた。試走タイムが一番良かったのは荒尾聡の69。次いで青山周平が73、丹村飛竜と内山高秀と吉原恭佑が74、高橋貢と黒川京介が75、前田淳が最も悪く78だった。

 肝心のスタート争いは4枠から荒尾がトップスタート。これに丹村が乗って出る。吉原も離されずにマーク。内山や青山も頑張ったが、1周を回る頃には高橋貢が4番手に付けていた。先頭争いは全くなく、荒尾が序盤から後続を引き離しにかかる。インコースをしっかり回った荒尾が独走態勢に入った。そして、最後まで危なげない走りで1着ゴール。圧巻のレース運びだった。

 2番手争いが熾烈だった。丹村がインを抑えて走り、ピタリと追走していた吉原と高橋貢は仕掛けのタイミングが掴めないでいた。インは丹村が締めて回っているし、外に振るとインに戻って来れず、距離をロスするだけの状態だった。こう着状態が動いたのはゴール前。最終4コーナーで丹村がふくれてしまう。そこへ吉原が隙を逃さず車をインに向けると、綺麗に番手が代わって2着ゴール。丹村は3着に後退してしまった。4番手以下は全く動きがないまま周回を重ねていった。

 荒尾はこれでSG3V。初めてSGで優勝してから2度目の制覇までは実に10年かかった。しかし、そこから約1年半で3度目のV。最近のオートレース界は、若手の突き上げが激しくなっているが、荒尾はスタート力とコースを外さない走りがある限り、まだまだSGのタイトルを積み上げそうだ。


オールスターオートレース(SG)<浜松>優勝戦のレース結果
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