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スピード王決定戦(GI)<山陽>優勝戦の回顧

2019年12月22日

 黒川京介が嬉しいGI初制覇!


 山陽オートで行われていたGIスピード王決定戦は川口の33期・黒川京介が制した。黒川は通算4度目の優勝。そして、記念レースは今回が初めての優勝となった。

 最終日は第1Rから重走路で行われていたが、優勝戦も重走路で行われた。試走タイムは佐々木啓が一番時計で62。次いで黒川が64、松尾啓史が66、鈴木圭一郎と岩崎亮一が67、早川清太郎と滝下隼平が68、佐藤貴也が最も悪くて71だった。

 0Mオープンのスタート争いは2枠の黒川が先行。それに6枠の岩崎、7枠の佐々木が続いていく。最内の佐藤貴は4番手発進。滝下は最後方からのレースになった。

 トップスタートを切った黒川は序盤からペースを上げていく。周回ごとに後続との差を広げ、最終的にはブッチ切りでゴール。今節切れていたスタートを優勝戦でもしっかりと決め、その後の8周回も落ち着いて乗れていた。後ろでは岩崎と佐々木が2番手争いを演じていたが、4番手で踏ん張っていた佐藤貴が巻き返して2番手を奪取し準優勝となった。全国ランク1位の鈴木圭は、序盤で好位置を奪うことができず、最後まで車群で苦しんでいた。

 デビューしてから前評判通り活躍していた黒川。最近はやや成長の壁にぶち当たっている感があったが、ここにきて記念レースで大活躍。スタート力という武器を完全に自分のモノにしたシリーズになった。もちろん独走でのペースもS級シングルに匹敵する立派なモノ。あとは捌き。現時点でも33期の中では断トツの操縦テクニックだが、まだまだ伸びシロは多いにある。いずれはSGで優勝争いに加わってくるのは間違いない。

 それにしても近年のオートレースは、期ごとに必ず1人は有力な選手が現れている。31期は青山周平、32期は鈴木圭、33期は今回の黒川。34期は今のところ上和田拓海か、それとも。新たなるヒーローの出現は楽しみでならない。


スピード王決定戦(GI)<山陽>優勝戦のレース結果
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