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3月24日〜26日 飯塚オートの展望

2020年03月23日

 今度はミッドナイトの時間帯でのバトル!


 iizuka_Lo_01.jpgのサムネール画像

 22日にプレミアムカップが終わったばかりの飯塚オートで、今度は真夜中のレースが行われる。いつものミッドナイト開催よりもS級が多く参戦。レースの時間帯は変わるとはいえ、プレミアムカップの時の動きが参考になる。

 地元のS級は篠原睦と田中茂の2者。篠原は前走で準決まで進めたが、そこでは4着。優勝戦には進めなかった。しかし、エンジン自体はそこまで悪くなく、最終日は白星で締めていた。今回出場する中では実力上位。優勝戦まで進出してくる可能性は高い。同期の田中茂もプレミアムカップでは優勝戦まで進めなかったが、5走して3回の連対。戦える動きはありそうだ。

 外来S級は7者。いずれも前走のプレミアムカップでは優勝戦までは行けなかった。佐藤摩弥は予選最終日の3日目の5着が響いてしまった。それでも、それ以外の4走は車券に絡めていたし、武器のスタート力を見せつけていた。鈴木清も5走して3回の掲示板。日によってエンジンの仕上がりに波はありそうだが、良い時の動きを継続して出せればいい。佐藤裕二はエンジンが上向かなかった様子。

 新井恵匠は佐藤摩と同様に、予選最終日に結果が出ず準決モレ。それ以外の4走は全て3着と、エンジン的にはある程度の位置にありそう。木村武之は後半2日間でともに1着。今回につながる成績は残せている。エンジンがずっと安定していた佐々木啓は、プレミアムカップでも悪くはなかったが、レースの展開作りがうまくいかず結果が出なかった部類。今回のようなハンデ戦の方が向いている。藤岡一樹は随所に見せ場を作っていた。爆発力ある走りで、時折りの大駆けには注意したい。

 A級も力のある選手が多数参戦。岩見貴史はプレミアムカップの準決3着で優出を逃した。ただし、シリーズを通して良い走りを見せていたし、持ち味のスタート力がオープン戦にハマっていた。同じく速攻派では久門徹もマズマズ。追い込みタイプでは別府敬剛と重富大輔も悪くない機力を有している。

 外来では松本やすしが悔しい思いをした。プレミアムカップの2日目は、発走合図機の故障で手旗によるスタートになったが、そこでまさかの出残り。勝ち上がり権利を失ってしまった。それ以外の4走では3回の白星があるし、エンジン面は高い位置にある。平塚雅樹は前走が伊勢崎3日間開催だったが、ここではオール1着の完全優勝を達成した。プレミアムカップの裏開催で、S級やA級上位の選手がゴッソリいなかった点はあるが、しっかりと結果を残してみせた。

 

 


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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-10(26期)〕
田中 茂〔飯塚 S-25(26期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-11(30期)〕
木村 武之〔浜松 S-13(26期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-24(24期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-33(31期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-26(23期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-46(29期)〕


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