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7月1日〜5日 飯塚オートの展望

2020年06月30日

 昼間5日間のロングシリーズ!


 

 開催によってレースの時間帯が大きく変わる飯塚オート。今回は昼間の時間帯に移行し、5日間の一般開催が行われる。前回の飯塚オートは荒尾聡の優勝で幕を閉じた。今回はどのような優勝争いになるのか。

 先述の荒尾は好調ムード。現在は6連続優出の内3回は優勝で、その中にはSGも含まれている。前回も優勝で終えており、乗り手のリズムは最高潮。今回も当然の優勝候補に挙げられる。

 前回の優勝戦で惜しくも2着だったのは井村淳一。優勝戦では1回先頭に立つことができたが、荒尾の猛追の前に屈してしまった。それでも予選準決と1着で通過していたので、エンジン状態は上向き。一度波に乗ると好調が続くタイプなので、今回も注目の一車。また町田龍駿も前回は優勝のチャンスがあった。単独0ハンからのスタートとなった優勝戦では、準決のようにペースを上げる事ができなかったが、近況は1着率が高まっているように好調をキープ。中村杏亮は前々走の優勝戦で落車していたが、前走ではその悪影響はなく優出。近況は優出ラッシュが続いている。田中進、藤川幸宏も前回は優出しており流れは良い。

 篠原睦、久門徹、田中茂の飯塚26期三羽烏は前走で優出とはならなかったが、エンジンレベルとしては中堅上位。戦える状態には十分ある。有吉辰也は前走が山陽GIで、ここではしっかりと優出していた。シリーズ中も安定した成績を残しており、巧腕を活かした追い込みが決まりそう。桝崎陽介、重富大輔はもう少しエンジンの底上げが必要か。

 山陽勢のランク筆頭は佐々木啓。前走の飯塚ナイターでは優出できなかったが、その前の地元GIでは優出し4着。松尾啓史は前々走の地元GIでは反妨2回と乱調だったが、前走の飯塚ナイターでは冷静な走りができていた。岡部聡は近況の動きがまずまず。岩崎亮一は軽いスランプに入っている。最近は連対が少なくなっている。

 山陽A級では、33期の青木隆浩が前走の地元GIで嬉しい優出。結果は8着だったが、優出した経験が今後の走りに活きてくるはず。そのGIで優勝したのが長田恭徳。その後の飯塚ナイターはイマイチだったが、まだまだ成長の余地を大きく残しているので今後が楽しみ。丸山智史も前走の地元GIでは良い走りが見られていた。

 B級では丹村司がハンデを活かし快走を披露している。花元初美は渋太い走りで成績を残す事が多い。磯部真樹はスタートに良化が見られ、前走の飯塚ナイターでは3走して全て連対と要警戒だ。

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主な出場予定選手
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荒尾 聡〔飯塚 S-4(27期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-19(26期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-20(25期)〕
久門 徹〔飯塚 S-28(26期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-9(23期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-16(26期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-23(25期)〕
岡部 聡〔山陽 S-41(19期)〕


7月1日〜5日 飯塚オート初日のレース一覧
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