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キューポラ杯(GI)<川口>優勝戦の回顧

2020年08月30日

 早川清太郎がキューポラ杯初制覇!


 川口オートで行われていた第44回GIキューポラ杯は、伊勢崎の29期・早川清太郎が制した。早川はこれまで6度、GIを制しているが、全て地元のタイトル。今までは遠征先でのGIには縁がなかったが、今回で初めて地元以外でのGIタイトルを獲得した。

 優勝戦は良走路で行われ、試走タイムは鈴木圭一郎が31でトップ。次いで早川清太郎が32、中村友和と木村武之が34、藤岡一樹と松尾啓史が35、森谷隼人が38、岩田裕臣が最も悪くて39だった。

 10Mオープン戦でのスタート争いは2枠から森谷が飛び出し中村が続いていく。最内の岩田は先行できなかったが3番手で踏ん張り、5枠から木村が出ていく。藤岡もなんとか頑張り、6枠から外は枠ナリ発進。

 トップスタートを決めた森谷だが、早々と中村に交わされてしまう。中村が逃げ態勢に入った。2番手には木村が上がっていた。ここで木村は中村を抜きにかかりたかったが、車が思うように進まない。やがて早川が岩田と森谷を交わすと3番手に浮上。粘る木村に手間取ったが、タイミングを見て早川が木村のインに突っ込んでいく。そこからは中村と一騎打ち。青旗すぎに早川が中村のインに車をねじ込む。すぐさま中村は逆転の差しを狙うが、入り切るまではいかず、早川が先頭でゴールを切った。2着は中村、3着争いは接戦となったが木村が僅かに鈴木圭を振り切り先着を果たした。

 早川はこれでGI7度目の制覇。これまで制したGIは全て地元でのモノであったが、初めて遠征先でのタイトルになった。課題とされていた地元以外の走路でも結果を残してみせた。スタートの不安は解消されているし、追い込みの鋭さは全国屈指。SGはまだ制していないが、未戴冠の選手の中で最もSG初制覇に近い選手。その前にまずは9月に地元のGIムーンライトが待っている。この大会はこれまで3連覇中。同一GI4連覇へ向け、視界も良好。ここで偉業を達成し、その後のSG大会に弾みをつけたい。


キューポラ杯(GI)<川口>優勝戦のレース結果
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