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10月8日〜10日 浜松オートの展望

2020年10月07日

 地元の選手層が厚く、優勝者は地元の中から!?


 

 浜松オートは前回のGIIが終わって間もない開催。地元S級はその時の動きが大いに参考になる。優勝した木村武之を筆頭に、好調な選手が多く、外来勢を迎え撃つ態勢は万全。

 木村武は絶好調。GIIの優勝戦では自分の勝ちパターンに持ち込み、見事に勝利を掴み取った。エンジンも乗り手もリズムが良いので、今回も初日から好走を連発させそうだ。

 他に優出していたのは佐藤貴也、鈴木圭一郎、伊藤信夫、辰巳裕樹。佐藤貴は優勝戦で2番手に立つと、木村武のインを狙ったが入り切れず準優勝。しかし、ゴール前ではチョイ差しが決まりそうなくらい車が伸びていたので、エンジン面は木村武よりも良さそうだ。スタートの切れも問題なく、今回も得意の速攻を決めてくるか。

 鈴木圭と伊藤信夫はGIIで初日から4連勝で優出。2人とも完全優勝がかかっていたが、鈴木圭が3着、伊藤信が8着だった。もちろん両者ともエンジンは高いレベルにある。レース間隔も空いておらず、初日から微調整程度でレースに臨める。前回のリベンジを果たしたいところ。辰巳はA級ながらGIIで優出と健闘。10Mオープンの優勝戦では最内からしっかりと先行を決めていた。その時の自信は今後につながるだろう。

 他に地元S級は渡辺篤、青島、中村友。渡辺篤は前回の記念にパーツ交換で上昇の兆しを見せており、青島は大崩れはしていないので、あとちょっと上積みできれば今回、優出も可能だ。最終日に落車している中村友はフレーム交換など整備でマシンの立て直しを図る。

 外来S級で注目は荒尾聡。前走は山陽のプレミアムカップだった。ここでは予選中にポイントを貯めきれず、準決に乗れなかった。しかし、大きな着はとっておらず、ある程度でエンジンは推移していた。飯塚からは他に篠原睦、田中茂、岩見貴史、重富大輔などが来場。篠原の前走は山陽一般開催。ここでは準決3着で優出できなかったが、それ以外の2走はともに1着。更にその前のプレミアムカップでは優出3着と健闘。ここ一連の流れは悪くない。田中茂の前走は山陽5日間のミッドナイト。ここではオール連対の準優勝だった。岩見と重富は前走が今回と同じ浜松のGII。動きとしてはまずまずで、悪い部類ではない。

 

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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-12(24期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-15(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-24(26期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-3(27期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-11(26期)〕
田中 茂〔飯塚 S-22(26期)〕


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