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12月28日〜31日 飯塚オートの展望

2020年12月27日

 年が変わる直前まで楽しめるミッドナイトレース!


 iizuka_G1_01.jpgのサムネール画像

 昼間は川口でスーパースターフェスタが行われている年末シリーズの夜は、ここ飯塚でミッドナイトレースが開催される。S級の参戦は一人だけだが、最近は好タイムを連発している飯塚走路で、ハイレベルのスピードレースが展開される。

 唯一のS級は久門徹。前走もミッドナイトで走って優出していた。優勝戦では試走タイムから物足りず、全く追い込めず5着。今の飯塚の新走路は、エンジンが折り合わないとスピードが出ず、厳しいレースを強いられる。久門もまだエンジンが合ってるとは言えない状況。ただし、調整を続けて正解を出せば、S級の意地で連続優出は十分。メンバー的には優勝まで十分狙えるだろう。

 逆に、新走路に折り合っているのは桜木公和、片岡賢児、青山文敏など。桜木は前走の初日に落車してしまったが、その悪影響はなく、その後は3走して1着2本を含むオール連対。スタートはやや甘い面あるが、道中ではインからしっかりと追い込めていた。片岡と青山はエンジンの仕上がりが良く、武器のスタートも冴え渡っている。レース序盤で有利な展開を作ると、重ハン勢に負けないスピードで上位着にまとめていた。今回も速攻を連発させて優勝戦まで進んでくるか。

 西日本勢は33期を中心に若手の成長が著しい。地元の木山優輝は前走のミッドナイトで優出し3着。予選道中もオール連対だった。特にスピード面での強化が大幅に図られ、好タイムを連発させている。今の飯塚走路の状況にピタリと合っている。吉松優輝も成長株。前走は初日1着、2日目に落車してしまい、準決は振るわなかった。ただし、しっかりと立て直せれば再び快進撃を披露できるだろう。山陽の角翔太郎も力を付けている。前走のミッドナイトは準決6着だったが、それ以外はオール連対。早い段階で先頭を走れれば、重ハン勢を振り切れるスピードがある。

 内山雄介も好調の波に乗れている。前走のミッドナイトでは準優勝だった。予選道中も安定したレース運びを見せていたし、その前の地元でも優出していた。成績上昇とともに走りの方にも自信が感じられる。中尾貴志や牧瀬嘉葵も豊かなスピードを存分に見せ付けている。中尾はスタートの切れも良いので、レース展開が楽になる事が多い。逆に牧瀬は序盤の展開は厳しくなる事が多いが、エンジン状態が良い今は十分巻き返していける。

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主な出場予定選手
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久門 徹〔飯塚 S-28(26期)〕
桜木 公和〔飯塚 A-68(24期)〕
中尾 貴志〔飯塚 A-85(31期)〕
牧瀬 嘉葵〔飯塚 A-86(29期)〕
内山 雄介〔飯塚 A-109(30期)〕
青山 文敏〔飯塚 A-125(16期)〕
片岡 賢児〔飯塚 A-126(21期)〕
木山 優輝〔飯塚 A-143(33期)〕


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