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12月20日〜23日 川口オートの展望

2021年12月19日

 年末へ向け、弾みを付けたい上位陣!


 

 今回の川口オートは昼間の4日間開催。終わってすぐスーパースターフェスタが控えているので、そちらに出場する選手にとっては最終調整の意味合いもある。

 S級は地元4人、浜松から4人の予定。川口勢のランクトップは永井大介。前々走の飯塚GIでは優出したものの被害があって落車。その後の地元ナイトレースでは優勝戦まで進んでいたので、エンジン面に悪影響はなさそうだ。次のSSへ向けて更なるエンジンの底力アップを図ってくるだろう。

 他に地元S級は黒川京介、平田雅崇、山田達也。黒川と平田は前走のナイトレースで優出していた。気象状況にもよくマッチしている様子だった。黒川は近況、急成長を見せている。スピード面でかなりの強化が図れている。今回もそうだが、次のSSも楽しみな存在。平田も以前のパワーある走りが戻ってきている。山田達は優出できなかったが、試走タイムはまずまず出ているので、エンジン面は心配ない。

 来場する浜松S級でランクトップは金子大輔。前走の飯塚4日間開催ではオール連対で準優勝を決めてきた。試走も上がりタイムも連日、申し分のない数字が出ていた。SSへ向け状態は上向いている。伊藤信夫も前走は金子と同じ飯塚で、優勝戦まで進んでいた。ここでは6着の結果だったが、シリーズ中には2回の1着があったし、試走タイムはよく出ていた。

 佐藤貴也は前走の川口で見事に優勝。優勝戦では最重ハン3車並んだ大外からカマシを決め、道中も着実に番手を上げて先頭ゴール。エンジン面は最高潮だし、スタートも道中の仕掛けも決まっている。当地で連続優勝を狙ってくる。渡辺篤は前走が川口ナイトレース。準決には乗れなかったが、車の進み方は悪くなさそうだった。

 A級外来では山浦博幸が前走の飯塚で優勝を決めてきた。今回からハンデ重化は免れず、最重ハンからの競争になるが、優勝戦で出した上がりタイム3・369の数字は驚異。スピード的には最重ハンとなんら変わらないモノを持っている。内山高秀も近況は上昇気配。現在は連続で優出できている。

 地元A級では中山光と泉田修佑が前走の地元ナイトレースで優出。加賀谷建明は前々走で優勝。その後の4日間シリーズではオール連対だったが、準決でフライングをしたため勝ち上がり権利を失っていた。それでもエンジン面は、すこぶる良い。

 B級では新人の佐藤励に大注目。前走がデビュー戦となったが、ここではいきなりの3連勝を決めてみせた。ハンデはどんどん重くなるが、現状の35期の中では上位の部類。他では、浜松の角貝拓海と兵頭寛和が今回デビュー戦となるので注目したい。


 ※12月18日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-15(25期)〕
山田 達也〔川口 S-17(28期)〕
黒川 京介〔川口 S-27(33期)〕
平田 雅崇〔川口 S-40(29期)〕
金子 大輔〔浜松 S-7(29期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-8(24期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-11(29期)〕
渡辺 篤〔浜松 S-32(31期)〕


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