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10月6日〜10日 山陽オートの展望

2022年10月05日

 闘志がぶつかり合う若獅子杯争奪戦!


 

 スピード溢れるフレッシュな若手のシリーズ・GII若獅子杯争奪戦が山陽オートで始まる。走路温度が下がりつつある時期に開催される関係もあって、特にハイスピードのバトルが展開されやすい。そんな若手達の頂点に立つのは...。

 この10月から新ランクが適用されているが、久しぶりにナンバー1に返り咲いたのは鈴木圭一郎。前走の地元GIでは、オープン戦の準決1枠からまさかのスタート遅れ。厳しい展開から追い込んだが3着止まりだった。優勝戦には進めなかったが、最終日はしっかりと白星で締めていたしエンジン状態は良い部類。その時のリベンジ、そして若獅子杯連覇へ向けて初日から快進撃を見せてくれるはず。

 全国ランク1位から陥落したのは青山周平。今期はS級2位にランクされたが、リズムの方は全く乱れていない。というよりむしろ近況は好調が続いている。前走の浜松GIではオール連対で優勝。優勝戦もトップスタートから最後まで先頭を譲らず、圧巻の走りを披露した。若獅子杯のタイトルはまだ獲得していないが、今回はその可能性がかなり高い。この両者がシリーズの核になるだろう。

 地元勢では丹村飛竜がランクトップ。前走の浜松では準決5着で優出はならなかったが、大きな流れで見ればエンジン状態はまずまず。今回出場する中では捌きもある方なので、後方からきっちりと追い込んで行く。丸山智史は2020年のこの大会の覇者。前走の浜松はイマイチな結果に終わったが、相性のいい同大会で上昇カーブを描きたい。地元もう一人のS級は長田恭徳。エンジン状態は日替わりだが、良い時もあるので、それを持続して出せれば上位争いに参加できる。

 川口勢では小林瑞季が有力。前走の浜松では初日から連勝し優出。そこでは7着だったが、エンジンは悪くない。すでにGIを2回制している小林瑞は、記念レースでの戦い方も理解している。黒川京介、中山光は前走で良い結果がでなかったが、エンジンが仕上がれば爆発的な走りを見せられる。A級ではあるが、佐藤摩弥が前走の浜松GIで優出。今年は苦しんでいるシーンが多く見られるが、これをきっかけに強い佐藤摩弥が戻ってくるか。

 飯塚勢は鐘ヶ江将平と中村杏亮が気配良い。鐘ヶ江は前走の地元で初日から3連勝で優出し5着。中村杏は初日から連勝で準決は2着。優勝戦は2着の準優勝と良い流れに乗れている。その優勝戦を制したのは道智亮介。優勝戦は得意の重走路だったが、近況は良走路でも結果を出せており注目株。

 浜松は鈴木圭の他に鈴木宏和が楽しみな存在。前走の地元では優出を逃したが、武器であるスタートは良く切れている。今回はシリーズ終盤に向けてオープン戦に近い形が増えてくると思われるが、そういった場面ではスタート力が大いにモノをいう。逆にスタートよりはレース後半の走りに魅力があるのは中村友和。周回を重ねるごとにパワーが増す走りは面白い。新人の西翔子は台風の目になるかも。デビューしてから確実に走力を付けているし、1着はもちろん、車券に絡むシーンも多い。

 最後に伊勢崎地区。エースは先述の青山だが、他にも実力者は多い。新井恵匠は前走の地元で優出し5着。予選準決の3走は全て連対しており、エンジンは高位で推移できている。同期の田村治郎は、準決3着で優出はならなかったが、それ以外の3走はオール連対。スピードは出ている。走りが攻撃的なのは吉原恭佑。今はエンジン的にも戦えるだけの状態にある。伊勢崎の新人・新井日和は今期からA級に昇格。前走の地元では4走して3勝。上がりタイムもかなり出ているので、西翔子と共に新人女子レーサーとして大会を盛り上げるのは間違いない。

 
 ※10月3日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

 

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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
青山 周平〔伊勢崎 S-2(31期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-8(29期)〕
小林 瑞季〔川口 S-19(32期)〕
丸山 智史〔山陽 S-30(31期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-36(30期)〕
鐘ヶ江 将平〔飯塚 S-44(31期)〕
中村 杏亮〔飯塚 S-46(33期)〕


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