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全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
エスメラルディーナの前走兵庫チャンピオンシップ３着は収穫十分。地方のダート、ダート中距離戦を同時にメドを付けた。芝のフィリーズレビューでも３着と、そもそもの能力の高さを感じさせる。
アムールブリエはダート1800ｍ２勝。前走のオープン鳳雛ステークス４着は上がり36秒８でインを渋太く伸びている。鞍上は関東オークス３勝の武豊騎手。
ローブデソワはデビュー２連勝で、昇竜ステークスは３着。前走の青竜ステークスはハイペースを先行したのが響いた。中間復調気配で折り合いついて流れに乗れれば。
ディルガは10戦目の今回が初ダート。前々走芝2000ｍの忘れな草賞快勝からも距離は問題ないし、潜在能力は高いとみた。ただし、柔らかい身のこなしで芝向きだろう。
【地方所属馬の評価】
トーコーニーケは兵庫、名古屋で６勝２着３回（着外３回）。あくまで地方レベルでの話だが、一貫して余裕の好位差しで勢いは感じられる。
イエスアイキャンは、南関東の牝馬クラシックで桜花賞５着、東京プリンセス賞３着。末脚勝負に安定感が出てきた。大外枠だけに、今回も思い切ったレースで。
クライリングは昨秋のローレル賞を完勝。以降、東京２歳優駿牝馬３着、桜花賞４着、東京プリンセス賞６着といずれもスローペースに泣いた。流れが速くなれば真価発揮も。
マリアンズクックは新馬戦以来勝ち星はないが、前走の東京プリンセス賞４着など、いい末脚を持っている。上りが掛かる流れになれば。
メイプルプリンセスは南関東３勝も時計は平凡。さらなる成長に期待したいところ。
コパノバウンシは名古屋、水沢遠征で結果を残してきたが、前走園田のじぎく賞12着大敗からも依然成長途上。
クロスオーバーは高知、佐賀で４勝も前々走の兵庫チャンピオンシップ3.3秒差６着が現状での力関係だろう。
ゴールドソレイユは２走前京都の500万下で大敗。前走からも中央馬だけでなく、地方馬相手でも苦戦しそうだ。
【解説者の予想】
ＪＲＡ勢の長距離ダートの適性と力の比較、ということになりそうだ。兵庫チャンピオンシップでも見せ場あったエスメラルディーナに距離、そして芝ダート問わず高い能力を感じる。
ダートに転じて素質開花のアムールブリエも距離は歓迎だろう。ローブデソワもデビュー２連勝から素質は秘めるが、距離については微妙だろう。ディルガは初ダートになるが、血統からは歓迎の可能性高い。地方勢ではトーコーニーケに一角崩しの望みを。
◎エスメラルディーナ
○アムールブリエ
▲ローブデソワ
△ディルガ
△トーコーニーケ
△イエスアイキャン
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 2→7 7→2 2→9 9→2 2→11 11→2 7→9 9→7 2→6 2→12
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