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■2015年6月2日
北海優駿ダービー(門別)
実力断然!オヤコダカが3歳二冠達成
対馬 大樹

【結論】
 北海優駿は今年9頭立てで行われるが、3歳三冠レースの初戦、北斗盃で2着馬に7馬身差をつけて優勝したオヤコダカが今回も断然の人気を背負いそうだ。前走は古馬のオープン相手にも6馬身差の圧勝。すでに古馬オープンレベルの力をつけており、3歳馬同士の一戦なら抜けた存在。中心は不動。焦点は2着争い。3歳牝馬の中では全国レベルの実力を誇るジュエルクイーンが当面の相手。オヤコダカとは初対決になるが、この馬も相当に強い。どこまでオヤコダカに迫れるか注目。転入緒戦を勝ち上がったアルランピードは中央の新馬戦で芝の2000メートルを走り、2戦目はダートに矛先を向けた未勝利戦で2着と好走。まだ3戦のキャリアだが、かなりの素質を秘めている。重賞でも期待したい。北斗盃3着のタイムビヨンド、トライアル戦を勝ち上がったフジノサムライも連下なら十分。

【詳細解説】
 オヤコダカは3歳三冠レースの初戦、北斗盃で2着馬に7馬身差つけて優勝すると、前走は古馬のオープン馬を相手に6馬身差の圧勝。3歳のこの時季にこれだけの走りができるのは、やはり能力があればこそ。今回は再び3歳戦、初対決の馬が何頭かいても、全国レベルの実力には叶わないだろう。アッサリ二冠達成とみる。

 ジュエルクイーンはこの門別では重賞未勝利でも2着が4回あり、多地区では重賞3勝の活躍。オヤコダカとは初対決だが、実績面では一歩もヒケを取っていない。ひと叩きされてデキも上昇。今回も好勝負に持ち込む。

 アルランピードは中央の未勝利2着後にホッカイドウ競馬に転入。緒戦で古馬を一蹴して初勝利を挙げた。中央の新馬戦で2000メートルを経験しており、距離に対する不安はない。まだ3戦のキャリアだが、素質の高さはここでも一、二を争うだけに注目したい。

 タイムビヨンドは北斗盃でオヤコダカに完敗したが、その後の自己条件を快勝して再び重賞に挑戦。オヤコダカは確かに強いが、この馬も北斗盃の時よりはパワーアップしている。中間の気配も上々で軽視はできない。

 フジノサムライは内回りが合わなかったのか、北斗盃では本来の力を出し切れなかったが、外回りだったトライアル戦のローズキングダム賞では力で相手を捩じ伏せて快勝。あれが本来の姿だ。外回りなら重賞でも善戦可能。

 



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馬単 5→2 5→1 5→6 5→8