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北海優駿ダービー(門別)

スティールキングが二冠制覇で３歳の頂点に立つ
対馬　大樹

【結論】
　北斗盃を優勝したスティールキング。ここまで順調に来ており、不安材料は見当たらない。2000メートルは初めてだが、他馬も条件は同じ。北海道２歳優駿の内容を見ても、実力は間違いなく全国レベル。二冠制覇で３歳の頂点に立つ。ダービートライアルを完勝したジャストフォファンが相手の筆頭だが、距離が延びて良さそうなキングニミッツ、転入緒戦のピットブルも能力は確か。要注意。あとフジノパンサー、アンビリーバボーもワイド圏内。

【詳細解説】
　スティールキングは今年の北斗盃優勝馬。２着馬に１馬身差をつけての勝利だったが、それ以上の強さを感じさる内容だった。昨年の北海道２歳優駿の２着馬でもあり、実力は間違いなく全国レベル。再度56キロだし、強敵不在のここは二冠達成が濃厚。

　ジャストフォファンは北斗盃で２着。続くダービートライアルのノーザンホースパーク特別では、２着馬に４馬身差をつける圧勝。冬場の南関東遠征を経てパワーアップした姿をここ２戦でハッキリと見せつけた。更に調子を上げている今なら今回も好勝負必至。

　キングニミッツは北斗盃で上位２頭から６馬身離されての３着だったが、内回りの忙しい流れが合わなかった中で大崩れしなかったところは評価していい。冬場に大井の1800メートル戦で上位を争ったように、外回りの広い馬場ならこの馬の力を存分に発揮できるはず。前走後はここ一本に照準。一発を警戒。

　ピットブルは南関東で６戦２勝、２着１回の成績を上げてホッカイドウ競馬に転入してきた。これが緒戦になるが、血統背景からも長い距離が向きそう。重賞初挑戦でもこの2000メートルは大きな魅力。侮れない。

　フジノパンサーは休み明けを２度叩かれて、着実にレース内容は良くなっている。今回は更に距離が延びるが、この血筋なら問題ないだろう。自在に動けるのも強みを生かせばワイド圏内は可能。

　アンビリーバボーは昨年の全日本２歳優駿でスティールキングに先着している。北斗盃は遠征帰り後の一戦でもあったし、内回りも向かなかった印象。あれがこの馬の実力ではない。外回り2000メートルで見直したい。

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 4→8 8→6 4→6 4→7 4→9 4→5