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■2016年6月7日
愛知県知事杯東海ダービー(SP1)(名古屋)
名実ともに頂点へ カツゲキキトキト
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 2月から快進撃が始まったカツゲキキトキト。その内容は圧倒的なものばかりで、本格化と言っていいだろう。初顔合わせの馬は多いが、連勝を7に伸ばすとみた。未対戦の中で注意したいのはバーバリライオンミスターダヴィンチの金沢勢。前走案外も駿蹄賞で頑張ったマイネルアクティヴの変わり身が妙味。キタノシャーロットはここが試金石。押さえにここへ直行のメガホワイティ

 カツゲキキトキトは久々に発馬でモタつくも慌てず騒がず。すぐ好位を取りに行ってあっさり決めた。依然レースぶりは余裕綽々。隙なし。「春先からのローテは予定通りで、ここまで順調な過程できたね。追い切りの動きも良かったし、いい状態で臨めるから、もちろん勝ち負けを期待しているよ」。

 バーバリライオンは中央では芽が出なかったが、金沢3戦3勝で重賞制覇。道営の認定をちぎっただけはある。掛からねばこの距離でも。「順調に3連勝。前走の重賞もワンサイド勝ちだったが、もう1ハロン伸びるのを良しとはしない馬。距離をどうこなすかと、輸送競馬で落ち着いて臨めるかどうかだね。まあ挑戦者の気持ちで頑張りますよ」。

 ミスターダヴィンチは道営、南関東の内容から金沢2戦は物足りぬが川崎最終戦の勝ち馬は後に羽田盃3着。そう考えると軽視もしづらい。「ここまで順調にきていて、状態に関しては問題ないよ。前走は伸び切れなかったけど、まだ上積みはあると思うから期待感は持っている」。

 マイネルアクティヴは要は相手関係だが、駿蹄賞ではまあまあ頑張ったように逃げか2番手なら粘り込める可能性あり。ただ、3番手以降だと...。「気が小さいから自分の競馬ができないと前走のようにモロい面が出るよ。それに状態も下降気味といった印象を受けるからねえ」。

 キタノシャーロットは前々の競馬で快進撃。中山1800mでは大敗だったが、走りっぷりから距離はそう気にならない。試金石だが楽しみ。「距離とかモマれた経験がないし、このメンバーでどこまでやれるのか自信はないよ。状態に変わりはないけどね」。

 メガホワイティはスタートでスムーズさを欠いた前走こそ7着も、あとの重賞は4着を外していない。名古屋も悪くないので巻き返したい。「前走はスタートで寄られただけであの体たらく。だけど、当日はいくらかフケの兆候もあったからね。特に調子を落としているわけではないし、流れに乗って競馬ができれば」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 6→11 6→2 6→5 6→7 6→8
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