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■2016年6月12日
百万石賞(金沢)
地元最強を賭けて新旧相まみえる!!
西村 直哉

グルームアイランドは予定通りのローテーションでこのレースに照準を合わせ調整されてきた。強さは充分に証明しているし、距離を含め不安材料は皆無、王者として君臨。ナムラダイキチは当地屈指の名馬の一頭。今季は力の衰えが懸念されたが、きっちりと力の違いを見せてA3、A2を連勝。今年もこの舞台に戻ってきた。まだ若々しい体の張り、勝負に燃えている。トウショウプライドは実績で前記2頭に後れを取るが、それ程力の開きはない。一角崩しに虎視眈々。ジャングルスマイルは今季3戦未勝利。スンナリ先手を奪えればやれる力はあるが...。2戦目トニーポケットも警戒。

◎は(6)グルームアイランド。昨年秋の転入以来、中日杯やスプリングCを制するなど当地コース3戦3勝。そのいずれもが一方的な勝ちっぷりだった。元は南関東で12連勝を記録した怪物だが、金沢所属馬として川崎での報知オールスターC、笠松でのオグリキャップ記念を制し、その名は既に全国に轟く。前走後はここを目標に抜かりのない調整で仕上げを危惧する心配は全く無用。ここを勝って絶対王者へ。

○は(1)ナムラダイキチ。一昨年、昨年は百万石賞の前には1戦のみだったが、今年は百万石賞の前に2戦できたのは大きい。A3、A2クラスなら勝って当然とも思えるが、長期休養明けでも結果を出すのは搭載エンジンの違いからではないか。機動力や一瞬の切れはこちらが上。世代交代にストップをかけるか。

▲は(9)トウショウプライド。今季はグルームやナムラとは未対戦だが、敗戦は出遅れた前々走だけ。当初の連勝時より気配も目立った前走は強さも増した。これまで長距離重賞は苦戦が続いているが、今季はこのレース距離短縮の幸運に恵まれた。スンナリ運べれば好戦。

△は(7)ジャングルスマイル。昨年の年度代表馬。この馬が金沢で積み重ねた実績は今更語る必要もないが、10歳となった今季は平場A1戦で取りこぼす辺り年齢的な衰えもチラホラ。大一番での底力は百も承知だが、これだけ活きのいいメンバーが揃っては伏兵まで。

注は(5)トニーポケット。距離不足と思われていた転入緒戦の千五戦。それでも勝負処から動いて3着と今回百万石賞に向け好発進と言って良いのではないか。中央デビュー3戦目に東京2100m勝ちの実績からも距離はバッチリ合いそう。前進に期待。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 6→1 1→6 6→9 9→6
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