おすすめ注目レース
■2016年6月30日
園田FCスプリント(園田)
超短距離戦はスタートダッシュに注目!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 伊藤 孝平

ワンターンの超短距離戦に加えて道悪雨予報とスタートからのダッシュ力が重要になってくる。どの馬も3コーナーまで追い通しの競馬になるだろうが、あまり前で競り合いすぎると先行してもさすがに苦しくなる。そうなると最後は地力差が出ると読んで本命は実績随一のスクワドロン。交流重賞で善戦した地力は認めなければならないだろう。それでもスピードはランドクイーン優勢で、スッとハナにさえ行ければ押し切り十分。エイシンホクトセイエーシングリズリは距離が未知だが能力は足りるので、前半あまり離されさえしなければ圏内。ニシノクラレットの末脚、カッサイの勢いにも注目。

スクワドロン...JRAでは短距離ダートで500万下条件の勝利経験があるし、4走前の黒船賞や3走前の東京スプリントでの善戦内容から実績面でも一歩リード。鞍上に地元園田の木村Jを配せたのは心強いし、後半の伸びはこのメンバーでは一枚上。スタートを五分に出て3コーナーまでに前に追い付けれれば、地力の勝るこの馬が差し切る公算は高い。

ランドクイーン...前走最後の直線で止まってしまったもののスタートからのダッシュは素晴らしかった。距離短縮は当然ながらプラス材料だし、ここでも前走のスタートを切れればハナはこの馬。これまでの成績から暑い時期に調子を上げてくるタイプだし、転入後はこのレースを目標にローテを組んでいた。逃げ切りの期待大。

エイシンホクトセイ...短距離戦の経験は皆無に等しいので前半ついて行けるかが最大のカギなので、追走しやすいこの外枠は願ってもない好材料。重賞級の能力があるのは確かだし道悪も得意としており、3コーナーまでに前を射程圏に入れれさえすれば差し切りの期待は高まる。

エーシングリズリー...ここ最近はレース前にシッカリ追い切れるようになったし、動き反応も良くデキ気配は転入後では最高レベル。内枠ではスタートの出が鈍るので2番枠は減点材料だが、そのぶんロスなく立ち回れるのはこのレースではプラス材料。スムーズなら上位争いは十分可能。

×ニシノクラレット...A2昇級後は上位に離されて苦戦続きだが、3走前は不良馬場だが上がり36.7の末脚を使っておりデキは悪くない。転入してからしばらくは短距離戦で結果を出してきたし、この超短距離戦に適応して強烈な上がりを繰り出せれば善戦まであるかも。

×カッサイ...高知に移籍してからは現在7連勝中と勢い十分だし、先行押し切り圧勝のレース内容や勝ち時計から重賞級の器は感じる。前走内容から揉まれなければ2番手でも競馬ができそうなので外枠は問題ないし、一発は十分に秘めているだろう。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 7→5 7→11 7→2 7→6 7→10 5→7 11→7
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