主役不在でずっときていた3歳重賞戦線だが、駿蹄賞のあの勝ちっぷりからするとドリームズラインが一歩抜け出した感。その後も順調にきているし、目標は叩き3走目のここのはず。2冠に王手だ。逆転の可能性は4連勝で間に合わせたサンタンパ、2番手を条件にグレイトデピュティに求めたい。相手としてならクインザドリーム、アペリラルビーの末脚。穴なら力を出し切れたときのフリーゴーイング。
ドリームズラインはゲートの出は怪しいが、それを補って余りある豪脚の持ち主。叩き3走目でまだ上積みが見込めそうである。「中4日で早めに追い切りましたがいい反応を見せていましたし、順調ですよ。枠順とかに関係なく脚質的に今回も後ろからになりそうです。道中で無理なく上がって行ければ勝機は十分だと思います」。
サンタンパは中央(0006)で当地へ。勝ち運に恵まれない日々もあったが、4連勝で間に合わせた。牡馬の成長力を見せつけるか。「今は充実期で力が備わってきたし追い切りの動きからして体調も依然としていい。距離も望むところ。勝ち負けを期待しているよ」。
グレイトデピュティはモマれる競馬や輸送に課題。だが生え抜き限定とはいえ中京ペガスターCは内で我慢して抜け出している。気分次第? 「前哨戦は肝心の勝負どころで反応できなかった。体調面は変わりなくきているし、ここもすんなりならと思っている。うまくギアが入れば遜色ないはずだよ」。
クインザドリームは1、2着馬の位置取りからすると前走は案外だったが、こういうレースが向きそうとの評価は変わらない。あらためて。「思ったほど馬体重が増えてこないし、この時期になると牡馬との成長力に差が出てくるのかもしれない。現状では展開の助けが欲しいかな。母系からも距離が延びていいタイプだと思うけどね」。
アペリラルビーは牝馬同士とはいえ遠征して直線ズバッと決めた。駿蹄賞で対牡馬や距離にもメドはついている。この日程で臨むからには。「中1週足らずの競馬だが、状態がいいので出走することに。駿蹄賞は脚を余した格好なので、今回は正攻法の競馬で臨むつもり。前走の脚が使えれば牡馬相手でも」。
フリーゴーイングは素質は評価されているが、手前の替え方や気性面などで伸び悩んでいる。現状は何かとうまくいけばの条件つき。「手前の替え方がもうひとつだったり、コーナーで外へモタれたりでまだ課題がある。引き続き具合はいいけど、どうだろうか」。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 4→5 4→7 4→11 4→9 4→1 5→4 7→4 11→4 9→4 1→4