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■2017年6月15日
兵庫ダービー(園田)
前走2着も素質の高さ示したジンバイッタイ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

オオエライジン以来となる無敗の兵庫ダービー馬誕生を予感させていたマジックカーペットが、先週金曜朝の調教後に骨折が判明し戦線離脱。戦況は一気に混沌としてきたが、その同馬が抜けたことで最もチャンスが巡ってきそうなのがジンバイッタイ。前哨戦の前走でマジックカーペットに5馬身差付けられたが、3着以降は1秒9の大差。園田転入後から1400m戦中心に使われていたが、その前回で中距離戦へのメドも立てたことで今回へ向けての不安も払拭できたように感じる。中心視だ。ナチュラリーは前走JRA勢相手に真っ向勝負。最後は脚が上がったものの、あと一歩で掲示板という結果6着。強い相手に揉まれた経験は大きな糧となりそうだ。さらには、前走7ヶ月振りの実践を叩いた上積みが見込めるホープクリスエス、4月の菊水賞2着ブレイヴコールオレハツライヨエアラコメットも流れひとつで浮上可能。
 
ジンバイッタイ…前走で連勝記録は止まったが、3着馬以降は大差、能力の高さを十分示した内容だった。当時は園田転入後初めての中距離戦とあって、道中は折り合い面に注意しながら慎重なリードになっていたが、続けて中距離戦を使う上積みを考えれば、今回は自信を持って臨めそう。前進期待できそうだ。

ナチュラリー…前走は6着だったが、JRA勢を抑えて番手に取り付く速力は見せていたし、中央勢に屈したとはいえ、地方馬では最先着だった。強豪馬と戦ってきた経験がダービーの舞台で花開くか注目だ。

ホープクリスエス…前走は中間調整過程から考えても、叩き台の印象が強かった。中距離戦は3走前以来だが、当時の勝ち振りから考えても距離延長はむしろ好材料。叩き2走目で改めて見直したい。

ブレイヴコール…前走はマジックカーペットに早めから動かれてしまった分で厳しくなったが、今回はその勝ち馬が不在となったことで、眺めも一気に良くなりそう。巻き返しに要注意だ。

オレハツライヨ…前走は2着ながらメンバー最速の上がりをマーク。砂を被る展開を極端に嫌がっていた以前の走り振りから比べると、最近は内容も着実に良化中。一発に注意したい。

エアラコメット…前走の菊水賞は発馬で後手を踏んでしまい後方からの形に。しぶとさ比べでこそ味の出るタイプだけに、差しに回ると厳しい印象。発馬五分なら巻き返しも。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 8→2 2→8 8→6 6→8 8→11 8→10 8→12 2→6 6→2
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