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■2017年6月29日
栄冠賞(門別)
決め脚断然!ハッピーグリンが重賞初V
対馬 大樹

【結論】
 大激戦が予想される今年の栄冠賞だが、先行激化で最後は決め手勝負になるとみて、ハッピーグリンに期待。新馬、ウィナーズch1競走でメンバー最速の上がりをマーク。世代トップクラスの末脚を評価。芝向きの印象も強く、ここで権利を取り、函館2歳Sのへ駒を進める。相手はアタック、ウィナーズch1競走を連勝したヤマノファイト。前走は重賞レベルの内容で強い競馬。北海優駿を制した兄ヤマノミラクルにも負けない素質馬。3連勝で重賞Vも可能。スーパーフレッシュch競走Iを勝ち上がったキタノシャガールもセンス抜群。前走以上のデキが窺える今回は当然、目が離せない。新馬戦好内容勝ちのサザンヴィグラスチェゴも軽視できない。

【詳細解説】
 ハッピーグリンは新馬戦、ウィナーズch1競走でメンバー最速の上がりをマーク。末脚の破壊力はここに入っても一、二を争う存在。今回はスピードタイプが揃って先行激化は免れないだけに、最後はこの馬の決め手がモノを言いそう。鞍上も門別競馬場を熟知している吉原騎手なら問題なし。今度は差し切りまで。

 ヤマノファイトはアタック(認定未勝利)勝ちだが、ウィナーズch1競走で新馬勝ちした素質馬を撃破して2勝目をマーク。不良馬場の味方も確かにあったが、それでも早目に先頭に立ち、直線も後続の追撃を許さず押し切るあたり、相当な力の持ち主。前走後はここを目標に調整も万全。3連勝で重賞制覇を狙う。

 キタノシャガールは今年のスーパーフレッシュch競走Iの勝ち馬。前走は3着に敗れて連勝は逃がしたが、開幕戦以来、約2カ月ぶりのレースで馬体も若干重目残りだった。それで勝ち馬と0秒2差なら悲観することはない。叩かれて前走以上のデキは間違いない。ハイレベルだった新馬戦で見せた強さに改めて期待。

 サザンヴィグラスは今年最初の能検(3月16日)で2番時計となる50秒4の好タイムで能検。新馬戦でも1番人気に応えて圧勝。勝ち時計1分15秒8は、同日に行われたA4以下特別の5着馬よりも速く、大物感漂う走りだった。ここでも注目して損はない。

 チェゴはウィナーズch1競走が行われた同日に新馬勝ちしたが、勝ち時計1分12秒9は、ウィナーズch1競走の勝ち馬より0秒5遅いだけ。最後は流していただけに、時計以上の評価が必要だろう。兄も活躍していて素質も十分。重賞でも要注意。



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馬単 11→5 5→11 11→12 12→11 11→9 11→3