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■2018年3月1日
六甲盃(園田)
ノブタイザンの長距離適性に期待!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 伊藤 孝平

前走、交流重賞・佐賀記念で4着に健闘したキクノソルが圧倒的な人気になりそうだが、そう簡単に勝てるだろうか?私は否と見る。本命はノブタイザン、ここ最近は成長を十分に感じ取れるし、長丁場で更なる飛躍を期待。もちろんながらキクノソルが相手筆頭で、馬体が順調に絞れれば更なる走りを披露してくれるだろう。昨年このレース2着アサクサセーラ、この馬の先行力は今年も警戒が必要に。スタミナ十分なエイシンホクトセイキングルアウマルカラインも流れ次第で上位争いまで可能。

ノブタイザン…古馬になって伸び悩んだ頃もあったが、3走前は園田金盃で後方から良く追い上げて見せ場十分の5着、前走のA1戦でも少し離されたもののペースには対応した。経験した事のない距離となるが長丁場への適性はかなり高そうで、むしろベスト距離の可能性もある。道悪適性が非常に高いので雨予報は歓迎材料、天も味方に付けた印象。有力馬がかなり早め早めに動いていく展開になりそうだし、最後の直線でまとめて差し切りというシーンを期待する。

キクノソル…転入初戦の2走前はかなりの重め残りでも後方から追い上げて3着好走、そして前走はJRA馬相手に見せ場タップリな4着と着実に前進、やはり能力は現路線の最上位と言える。ただ前走のような輸送が今回はないので、前走から馬体をもうひと絞りできるかがカギ。それにスパッと切れるタイプではないので最内枠の捌きも重要。…と、あえて不安要素を並べてみたが、このメンツなら当然ながら地力は最上位でアッサリ勝って何ら不思議ではない。

アサクサセーラ…一時期ややスランプ気味だったが、前走はハナに行っての押し切りと本来の姿に戻った印象アリ。このレースは昨年2着と適性を既に示しているのも好印象だし、ここも先手を奪ってマイペースに持ち込めれれば押し切りまで十分にあるだろう。

エイシンホクトセイ…まだ過度な期待は禁物だが休養明けからの近2走の充実ぶりには目を引くものがあり、休養効果で一段階上の成長を成し遂げた感あり。長く良い脚を使うしスタミナも豊富と、この距離はかなり適性がありそうだ。中間の追い切りも上々の動きだし、スムーズなら勝ち負けまで十分に可能だろう。

×キングルアウ…まだ転入してから勝利を挙げれていないものの、相手なりに動けており善戦を果たしている。潜在的なスタミナはかなり豊富と見ており、思いのほか距離は向くのではないか。そつなくロスなく立ち回れれば意外とやれる可能性を秘めている。

×マルカライン…前走休養明けの仕上がり途上だった割には前付けできたし見せ場は作った。ひと叩きして攻め気配は明らかに良化しており、動き反応も軽快そのもので上積みは十分に見込める。確かに重賞となると格落ちは否めないが、前々で競馬をすれば残り目はある。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 11→1 11→9 11→2 11→5 11→10 1→11 9→11 2→11
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