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■2018年5月29日
石川ダービー(スピルバーグ賞)(金沢)
重賞連覇へ向けて万全の態勢ノブイチ!!
西村 直義

前走北日本新聞杯を完勝したノブイチがここでも勝負の中心。当地転入から負けなしの3連勝で一気に重賞戦線まで加わってきた同厩サノノツルギを相手筆頭に置くが、前走ノブイチの2着に健闘したエムザックヒーロー、転入戦の3歳A1戦を早め先頭から粘り込んだリュウノムーンも展開ひとつ。縺れればマナレアが連争いに浮上。

◎は(2)ノブイチ。スタートから良いポジションで運んだ北日本新聞杯は、3角で満を持して先頭に立つとみるみるうちに後続を引き離し、最後は約2秒差を付けての圧巻の勝利。春を迎え確り中身が伴い、キレと持続性を増した今なら距離二千への延長も不安要素は皆無と言っていい。重賞連覇へ向けて渾身の仕上げで臨む。

○は(8)サノノツルギ。それ程の馬格はないが、ギッシリ身が詰まった好馬体。中央からの移籍緒戦はソラを使うなどやや幼さを覗かせたが、そこから徐々に集中力を増し前走は圧巻の勝ちっぷりだった。確り折り合えるタイプであり、中央での戦績を見る限り距離も十分持ちそう。4連勝で一気に重賞初制覇を狙う。

▲は(4)エムザックヒーロー。機動力、差し脚のキレ、どちらも当地での一線級に相応。今季は体調が安定し、緒戦こそ大敗を喫したもののその後は連続2着と順調に推移。北日本ではノブイチに完敗したが展開次第で差は詰まる。

△は(9)マナレア。相手なりに走る面があって今年はここまでまだ未勝利だが、差し脚は堅実で昨年10月以降は距離やクラスを問わず8戦連続入着中。前走北日本でも2着馬と接戦を演じた。十分な間隔を取り好気配維持。

注は(6)リュウノムーン。岩手からの移籍緒戦となった前走は道中フワフワする場面があったが粘り切って同着で勝利を掴んだ。岩手時代にも強力馬と好勝負を何度も演じており、集中力を切らさず運べばこの相手でも。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 2→8 8→2 2→4 2→9
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