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■2018年6月28日
栄冠賞(門別)
ステッペンウルフが混戦を制して重賞初Vへ
対馬 大樹

【結論】
 今年は出走14頭がすべて1勝馬。どの馬が勝ってもおかしくないほどの混戦だが、その中でも新馬戦を勝ち、オープン特別で2着と健闘したステッペンウルフに期待したい。ただ、他のメンバーも素質高く、スーパーフレッシュch競走Iを勝ったイグナシオドーロ、重賞ホースを兄に持つ良血エアースピーダー、1200メートルを2度経験しているダイキンボシも差はない。スピード豊かなシェリーアモール、名牝ラブミーチャンの仔ラブミージュニアもチャンス十分。

【詳細解説】
 ステッペンウルフは新馬戦を勝ち、ウィナーズch(1)競走で2着。1勝馬同士の対戦なら威張れる成績だ。この中間も順調に乗り込まれて仕上がりも良好。鞍上は先週重賞初勝利を決めた若手有望株の山本咲騎手。2週連続重賞制覇に期待がかかる。

 イグナシオドーロはスーパーフレッシュch競走Iの勝ち馬。勝ち時計は1分17秒6だが、今年は砂を入れ替えてタフな馬場になっているだけにこの時計も仕方ないところ。スピード、パワーはこのメンバーに混じっても一、二を争うし。重賞でも注目。

 エアースピーダーは1000メートルで新馬勝ちしたが、1200メートルのウィナーズch(1)競走で確かな末脚を見せて3着入線。追われてからしっかりと反応しているし、なかなかの好センス。重賞ホースを兄に持つ良血。ここでも楽しみ。

 ダイキンボシは1200メートルで新馬勝ち。ウィナーズch(1)競走は4着も勝ち馬とは0秒6差。重賞級のメンバーが相手だったことを考えれば、内容は悪くなかった。1200メートルを2度経験しているのは強みだし、ここは前進を期待。

 シェリーアモールは49秒9の好時計で能検を合格。新馬戦でも水準を上回る1分2秒5の時計で完勝。相当な能力を秘めていそう。今回は初めての1200メートルなので押さえの評価にしたが、ここもアッサリ勝つようなら、かなりの出世が見込めそうだ。

 ラブミージュニアは2戦目のアタックで初勝利を挙げたが、新馬戦の内容を含め、1勝級の中に入っても力の見劣りはない。こちらも初めの1200メートルが鍵だが、名牝ラブミーチャンの仔なら十分こなせるはず。相手は強いが、一発あっても驚けない。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→8 8→5 5→4 4→5 8→2 2→5 5→13 13→5 5→11 11→5