おすすめ注目レース
■2018年9月24日
テレ玉杯オーバルスプリント(浦和)
1400mひと筋ウインムート
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

【中央所属馬の評価】
 ウインムートは重賞勝ちこそないが、ダート路線に転向してから1400mのオープンを3勝。昨年のサマーチャンピオンでは勝ち馬から0.3秒差の3着。前走は日本レコードのマテラスカイから0.8秒差ならそれほど悲観する事もない。ダートはすべて1400mで【4-0-2-3】。

 ドライヴナイトはJRAダート6勝。ハイペースで逃げ切ったすばるステークスだが、休養後2戦は終いまで息が持たない近況。夏場は牧場で調整し、良化度には注意が必要だ。ウインムートとは勝ったり負けたりだが、すんなりが条件。コーナー4つの1400mにも不安ある。

 オウケンビリーヴはスパーキングレディーカップ2着、続く前走のクラスターカップでダートグレード競走初勝利。地方競馬の馬場は合うし、きついコーナーは川崎でも経験済み。今回大外枠だけに前走のようにいい位置で先行できるかどうか微妙だが、53キロは恵まれたし、うまく立ち回れば連勝も期待できる。

 ネロは2走前のクラスターカップでは、勝ったオウケンビリーヴの目標になる不利。今回は内枠に行きたい馬が揃っているので、見ながらの競馬になりそうだ。このコースと距離は、今春のさきたま杯で経験済み。1400mは少し長いが、さきたま杯は速い流れに巻き込まれた面もあり、今回もそのあたりが心配材料。

【地方所属馬の評価】
 ノブワイルドは前走大差圧勝。持ちタイム的にはやや足りない感じで、ここは同型も多く、さらには54キロとJRA勢と同斤、不安点は挙げればキリがないが、地の利を生かした競馬が出来れば。

 アンサンブルライフは同条件のさきたま杯で、4、3着の実績。気性面でつかみづらい面あるが、スピードはJRA勢相手でも通用する。展開的にも有利だ。

 スアデラは3歳時の桜花賞4着以来となる浦和コース。昨秋以降、ひと息の競馬が続いているし、ここは同型が多く、すんなり行けたとしても厳しいレースになりそうだ。

 サトノタイガーは今年10歳。脚質的にも近走は直線勝負だけに、うまく立ち回れば入着も。

 メジャーアスリートは9か月半ぶりの前走で大敗。9歳馬だけに上積みも?

 トーセンハルカゼは1400mは少し短いか。ゲート難を抱えるだけにここも後方からになるが、展開次第では浮上のチャンスも。

 プラントハンターは南関転入後【0-0-2-8】と連対なし。この相手では厳しい。

 笠松のコスモマイギフトはJRA2勝、金沢7勝も、2走前のクラスターカップは勝ち馬から7.9秒差。さすがに厳しい。

【解説者の予想】
 今季1400mのオープンを連勝し、プロキオンステークスも好タイムで3着のウインムートから。前走後間隔はあいたが、ここ目標に仕上がった。別定54キロは有利。
 相手はドライナイト。1月のすばるステークスではハイペースで逃げ切り、ウインムートを完封しているだけに、すんなり行ければ強い。オウケンビリーヴも前走牡馬相手のクラスターカップを勝ったが、今回大外枠のぶん割り引き。戸崎騎手とのコンビで4戦3勝のネロも軽視できない。
 地方勢は自分の競馬が出来ればノブワイルドにも可能性が出てくる。アンサンブルライフも終い勝負で上位を狙う。

◎ウインムート
○ドライヴナイト
▲オウケンビリーヴ
△ネロ
△ノブワイルド
△アンサンブルライフ
△スアデラ



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→3 3→5 5→12 12→5 5→9 9→5 3→12 12→3 5→2 5→6