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■2019年1月1日
第2回 湾岸ニュースターカップ(SP2)サラ系3歳 定量(名古屋)
名古屋で笠松馬の一騎打ち!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 東海地区デビュー馬限定の3歳重賞。若獅子特別上位のコマガイムオイコイケユウストレートが上位を形成しそうだが、このあたりは名古屋の第2集団、いや、第3集団といった面々。それならば笠松の認定戦線で好勝負を繰り広げてきた牡馬ブライアンビクターフォアフロントで勝負になる。この2頭は勝ったり負けたりの間柄で、ほぼ互角の評価だ。

 ブライアンビクターは2走前フォアフロントに先着を許したが、砂をかぶる競馬を経験させたフシもあった。前走ではきっちり逆転。あらためて披露する。「適度にあけた方がいいタイプなので前走後は厩舎でじっくりと調整。少しトモの甘いところがあるので力の要る馬場になってどうかだが、通用していいメンバーではないかな」。

 フォアフロントは前走では笠松負けなしだったボルドープラージュに初めて土をつけた。いかにもレース巧者という感じがいい。ならば名古屋コースも問題ないだろう。「全体的にボリュームアップして成長を感じるし、何より競馬がうまいのがいい。条件を問わず走ってくれるタイプだし、初馬場でもいい勝負になるはずだよ」。

 コマガイムは10戦して勝ち星なしだが相手も相手。4着を外さぬ走りをよしとしたい。絶対的存在が不在のここはひと皮むけるチャンス!? 「堅実で掲示板は外さないけど、未勝利の身だからねえ。状態は変わりないが、相手次第としか言えない」。

 オイコイケはゴールドウィング賞で4着に来てからはこの馬らしい走りに戻っている。上がりがかかれば出番があっても。「前走は出遅れ気味でしたし、その後は行き場を失って走る気をなくした印象を受けました。使い込んでいるので上積みはともかく、うまく運べればでしょうか」。

 ユウストレートも未勝利だが、ここでは若獅子特別の最先着となる。理想は好位で流れたいが、前走のような競馬になってもあきらめない。「前走は前がやり合ってくれて、流れが向いての3着。現時点の能力は出し切ってくれたと思います。展開次第でしょうが、何とか上位を目指したいところですね」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→5 5→3 3→1 5→1 3→4 5→4 3→10 5→10
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