おすすめ注目レース
■2019年1月3日
第58回 新春盃(SP2) オープンサラ系3歳以上 定量(名古屋)
好メンバーで激戦必至 相手なりエスタシオンでも!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 面白いメンバーがそろった競馬エース賞新春盃。スムーズジャズは陣営が強気だし、唯一の4歳ウォーターループもここ目標に好仕上がり。デジタルフラッシュは名古屋でも注目以上だし、アスタークライは昨年のこのレースの勝ち馬。岡部騎手の最内インストアイベントもクサいが、こんな顔ぶれに交じってもエスタシオンは相手なりにやれるのでは? 距離も問題ないタイプだ。

 エスタシオンは直線で遊ぶような面を出して勝ち切れぬこと多々だが崩れも少ない。どんな形でも競馬できるのが魅力。距離実績もある。「勝ち味薄だが、相手なりの競馬ができている。距離も問題ないし、そこそこにはまとめられるはず」。

 スムーズジャズはパンとしてきて再加速。地方での良績は主に1400mだが、中央では芝の長いところを使われていた。適性はあるはず。「最近は1400m中心のローテでしたが、中央時には長い距離で中団から善戦したこともあるので、1800mはむしろ歓迎です。状態もいいので、ここも楽しみにしています」。

 ウォーターループは対古馬初戦だった前走は先団の直後で折り合い、直線で難なく抜け出してきた。あれならこの相手でも楽しみが勝る。「適度に間隔をあけながらの出走だが、乗り込みは足りている。追い切りは全体の時計からすると直線が物足りなかったけど、まずまずだと思う。レースを覚えて自在性が身についているし、力も備わっているからいいレースができるとみているよ」。

 デジタルフラッシュはズブさはあるが、エンジンがかかれば長くいい脚。名古屋の馬場が向くとは言わぬが、距離は間違いなくいいので。「前走は前々の競馬。内枠ということで脚を余す形になりましたが、確実に切れる脚を使えるようになっています。ある程度流れてくれれば」。

 アスタークライは昨年このレースを勝った後は(0456)だが、このレースに合わせるかのように調子を上げてきているので。「追い切りの動きは引き続き良かったし、いい具合だね。勝ち切れないが安定した走りができているし、ここも差のないレースができるはず」。

 インストアイベントはシブい立ち回りで常にそこそこのイメージ。この距離がいいとは言えないが、いい枠を引いた。3着ぐらいないか。「状態は変わりありません。ただ、1800mは少し長い気がします」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 7→9 9→7 7→5 5→7 7→3 3→7 7→11 11→7 7→1 1→7
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