おすすめ注目レース
■2019年1月4日
第22回 名古屋記念(SP1) オープンサラ系3歳以上 ハンデ(名古屋)
今年もこの馬中心で! カツゲキキトキト
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 自身の名前があったからか寂しい頭数になってしまったが、これで競馬はしやすくなっただろう。特に疲れを見せていないようでもある。出てくるからにはカツゲキキトキトは負けられない。相手は逃げるメモリートニックに、直後で続くサンデンバロンポルタディソーニ。競りになるとも思えないので、このあたりまでまず決まるのでは。あとはオッズと相談しながら上手に買っていただきたい。

 カツゲキキトキトは悲願はまたしてもお預けとなったが、地方馬同士ならきっちり結果を残してくれるから頼もしい。一昨年勝ったときと同じローテ。当時より間隔は短いが、名古屋大賞典から中11日で東海桜花賞、JBCクラシックから中10日で東海菊花賞と、タイトな日程でもこれまで交流重賞を制している。ましてやここは地元馬だけ。問題ないだろう。「日程が詰まっているから軽めの調教は予定通り。長丁場を使った疲れは残っていないし、この馬なりに動ける状態だね。地元だけのメンバーなら負けられない気持ちだよ」。

 メモリートニックはゴールド争覇だけでなく笠松GPでもハナを叩きそのスピードが全国級であることを証明。経験を積み粘りを増したい。「テンの速さでは負けないだろうがこのメンバーで押し切れるかとなると自信はないねえ。状態は引き続きいいが、逃げてどこまでかなあ」。

 サンデンバロンは5歳秋からひと皮むけて昨年のこのレースを制覇。その後に物足りなさも格好はつけている。感触も戻りつつあるので。「秋に放牧から帰ってからはもうひとつ納得のいく状態にならないが、ここ一連の出来はある。控えても折り合える器用さを身につけて走りが安定している。勝つのは骨だが、そこそこにはやれるとみている」。

 ポルタディソーニは昨年2月に梅見月杯勝ち。東海桜花賞でもキトキトの2着に来ている。ここに向けて好仕上がり。天敵はいるが…。「牝馬にしては暑さに強くない。今がベストの時季のようで、具合はなかなかいいね。並ばれると決め手の差が出るから、展開ひとつでは」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 6→4 6→1 6→2
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