おすすめ注目レース
■2019年1月10日
第24回 白銀争覇(SP3)4歳以上 ・オープンサラ系4歳以上 別定(笠松)
手が届きそうなメンバー構成 ストーミーワンダー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 重賞ではワンパンチ不足のストーミーワンダーだが、ここは勝つかもしれないが、どこにもいない恐れのあるタイプがそろった印象。この馬のレースぶりを加味すれば軸には最適か。引き続き出来も良さそうだ。仕上がり?もタイセイバンデットは好枠を利して行き切れるようなら侮れない。もちろん近年の結果からしてナナヨンハーバーブレイヴコールの兵庫2頭には要注意。地元の穴はドリームスイーブルエビスリアン

 ストーミーワンダーは笠松GPはさすがに厳しかったが、サマーC2着にゴールド争覇0秒4差ならここでは威張れそう。自己条件を好時計できっちり勝ったことも好感が持てる。「攻め馬の動きから見ても状態は前走以上。思惑通りの調整ができたと思う。園田の馬が強そうだが、勝って賞金を加算したい。それくらいの気持ちはあるよ」。

 タイセイバンデットは笠松GPで大敗を喫したが相手も相手。今回は現地競馬で臨めるし、スピードは上位のはず。陣営は控えめだが、行き切れるようなら。「名うてのスプリンターだが、再三ヒザのケアをしている馬だし、寒い時季はどうだろう。そんなにピッチも上がっていないし、初戦は地力が頼りといったところかな」。

 ナナヨンハーバーは牝馬重賞なら勝ち負け、牡馬相手でもA1勝ちはある。佐賀で2着なら輸送もこなすし、高速馬場にも対応可能とみる。「追い切りの動きも良かったし、引き続き好調。相手関係はよく分からないが、1400mはベストだし、内枠でも引いて道中うまく脚をためることができれば」。

 ブレイヴコールはA1未勝利も着順ほど負けていないし、くろゆり賞6着に続いての来笠となる。一昨年の兵庫ダービー馬がこの間隔で来るのなら。「前走は2角まで息の入るところがなかったので度外視。間隔は詰まるが、ダメージはなかったので参戦を決めた。コースも2度目だし、時計もまずまず速かった。1600mまでなら対応できるので期待したい」。

 ドリームスイーブルは古馬オープンでも1900mなら格好つけたが、今回は1400m。激流について行けるかどうかだが、それさえかなえば決め手は遜色ないものがあるので。「良績は長いところ中心ですが、鞍上の感触では距離はОKとのこと。相手が変わってこの舞台に対応できるかどうかですが、ある程度流れてくれれば力は出せると思います」。

 エビスリアンは前走は行きっぷりがひと息だったし、前が僚馬で動きづらかったこともあるか。中央3勝は1200m。距離短縮はプラスに作用してもいいはず。「無駄使いしないでここまで待ったし、仕上がりは悪くないよ。距離も歓迎のクチだが、これだけ相手が強くなるとどうだろう」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→1 1→3 3→10 10→3 3→9 9→3 3→5 5→3 3→7 7→3
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