おすすめ注目レース
■2019年1月17日
第20回 園田クイーンセレクション重賞2 3歳牝馬登録馬サラ系3歳 定量(園田)
激戦模様も本命は笠松からの刺客ナラ。
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 伊藤孝平"

このレースは明け3歳牝馬による競走、まだ心身とも幼さを残す馬が多いだけに全幅の信頼を置きづらい。それでも前走の勝ちっぷり強烈なアリアナティー、ここ2走スタート決めて好走のリリコを地元馬の大将格として扱いたい。ただ、展開や実績面を考えると笠松・ナラが最も有力ではないか。大外枠から揉まれず先行押し切りをイメージできる。手頃な人気となりそうなアヴニールレーヴアークダイヤイケノオテンチャンあたりに馬券的妙味を求めたい。

◎ ナラ…前走は終始馬群に包まれ通しで進路がなかっただけ、度外視とまで言って良いだろう。道営所属時は2走目で認定戦勝利、その時の2着馬は現在兵庫所属で初戦を圧巻勝利のアイオブザタイガー。この事からもナラの能力の高さが垣間見える。揉まれず立ち回れる大外枠も好材料と見ており、好位からアッサリの可能性まで考えて良いだろう。

○ アリアナティー…発馬の遅さや気性面の若さからなかなか能力を発揮できていなかったが、前走は強烈な末脚を発揮して好時計差し切り勝利、やはり能力は高いという事を再認識できた一戦だった。確かにまだまだ不安定さはあるものの、このメンバーでも勝ち切るだけの能力は持っており、ここも頭までの評価は必須となるだろう。

▲ リリコ…ここ2走は同じ相手に完敗も勝ち馬は最優秀2歳馬に選出された牡馬、他の馬はシッカリ負かしているし高評価に値する。4走前の園田プリンセスカップでは道営から遠征の強敵相手に完勝、牝馬同士では一枚上の存在だ。3走前の凡走が個人的に引っ掛かっており本命には推せないが、まともに能力発揮ならば力強く勝利をモノにできる。

△ アヴニールレーヴ…前走は本来の粘りが出せずアッサリ止まってしまったが、これまで激戦を続けていた反動が少し出たような印象。ただ、この中間は覇気が戻ってきた印象があるし、最終追い切りでは併走手応え良く先着と攻め強化も好印象。ここは巻き返しに期待が懸かる。

× アークダイヤ…転入後の3走を見る限りこの馬の武器は自在性と安定感、このような激戦模様のレースでは最大の武器となり得よう。加えて中間の攻め内容が素晴らしく、肉体面の強化も期待できそうだ。印は5番手評価となったが、当日さほど人気がなければ積極的に狙いたいところ。

× イケノオテンチャン…転入初戦の2走前は少頭数の内枠から好位インで脚を溜め鮮やかに勝利。しかし多頭数の外枠だった前走は位置を取れず伸びあぐねた。今回も前走同様の多頭数外枠は不安要素、しかし慣れは見込めるし上手く嵌れば変わり身も。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 12→6 12→5 12→4 12→8 12→10 6→12 5→12
 初心者にオススメ!AI予想