おすすめ注目レース
■2019年1月24日
第43回 ゴールドジュニア(SP3)3歳 ・オープンサラ系3歳 別定(笠松)
地元筆頭 ブライアンビクター
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 実績最上位ボルドープラージュが連闘で臨んできた。2戦2勝サウスグラストップは陣営の評価も高い。そして怖い兵庫勢。今回は昨年の兵庫最優秀2歳馬・テンマダイウェーヴと3着を外していないオオエフォーチュンがやってきた。名古屋ゴールドリングも底知れぬ不気味さがある。が、期待はブライアンビクター。強敵不在とはいえ初出張となった名古屋戦を快勝して自信を増した。仕上げも上々の様子だし。

 ブライアンビクターはもともと素質を高く評価されていた馬で、その後の内容からも2走目でボルドープラージュに迫ったのはやはりダテでなかったようだ。この相手でも1600mでも、楽しみが勝る。「今回は中2週の競馬だが、騎手も絶賛するほどの動きを見せている。操縦性のいい馬だから距離は問題ないだろう。このメンバーでどこまでやれるか楽しみ」。

 ボルドープラージュは勝ち馬マークも4角まで。やはり距離が少し気になる様子。とはいえ今度は地元。それにこの日程で出るからには。「この後、適当なレースがないので連闘することに。見た目に疲労感はないけど、よくて現状維持だし、交流重賞だとそう甘くはないかな」。

 サウスグラストップは中央で3着しながらトレードされてきただけはありそう。それからすれば距離も望むところ。もちろん相手強化でも。「前回も期待通りの走りでした。まだ底を見せていませんし、もう一段上がありそうな雰囲気。一気の相手強化でハードルは上がりますが、ここから次につなげていきたいです」。

 テンマダイウェーヴは園田1700mを強敵相手に逃げ切っているし、3走前には砂をかぶる競馬で抜け出している。輸送さえクリアすれば。「前走後も至って順調。追い切りもしまい重点でいい動きだった。おっとりした性格なので輸送も特に気にしていない。交流戦でどんな流れになるかだが、逃げにはこだわらないので、ある程度前につけて行ければ好勝負になると思う」。

 オオエフォーチュンは粗削りながらも認定や重賞でそこそこ。裏を返せば能力、伸びしろを秘めるということ? こちらも楽しみな一頭。「追い切りはテンの入りが速過ぎたのでしまいはタレてしまった。でも全体的な時計は上々だし、月曜にも微調整をかけたので、これでちょうどよくなるだろう。初遠征がどうかだが、中団でうまくチャンスを待てば差し届くかも」。

 ゴールドリングはそういう相手と言ってしまえばそれまでだが、時計の裏付けがある連勝だけに侮れない。単騎で行ける可能性もあるし。「相手関係などを考えながら選択したのがこのレース。間隔はあいたがしっかり乗り込んできたし、動きも良かったからね。脚抜きのいい馬場は向くはずだし、自分の競馬に徹してどこまでかな」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 6→9 9→6 6→8 8→6 6→10 10→6 6→3 3→6 6→7 7→6
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