おすすめ注目レース
■2019年2月7日
第36回 ウインター争覇(SP3)4歳以上 ・オープンサラ系4歳以上 別定(笠松)
見限れない メモリージルバ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 転入馬や老若男女?多彩な顔ぶれがそろって馬券的にも楽しみな一戦となった。フロリダパンサーから入れば何となく当たりそうだが、それでは面白くない。Jpn3を2勝のストロングサウザーは圧勝があっても不思議ないが、どこにもいない恐れも。馬齢的にはいっているがストロベリーキングデジタルフラッシュといった新興勢力にも興味をそそられる。昨年の覇者ハタノリヴィールもそろそろ。だが、狙いは汚名返上に燃える名古屋メモリージルバ。結果ほど年齢的な衰えはない。得意の季節のうちに。

 メモリージルバは得意の笠松に矛先を向けるも痛恨の落馬中止に、上がりの競馬に泣いた前走。だがここは同斤で戦える。再考の余地あり。「臨戦過程は前走よりいいし、追い切りはこれで十分。前走は行ってほしいと指示したが、下げてしまって折り合いを欠くチグハグな競馬。高齢馬だし、もう重賞やオープンを勝つ機会も限られてくる。ヤネは気合を入れて乗ってほしいね」。

 フロリダパンサーは重賞制覇はお預けとなったが、安定感抜群の走りは頼もしい限り。前走後はここに照準。また好勝負してくれそうだ。「前走は空馬の影響で想定外の流れになったのが誤算でした。動きを見ても前走に負けず劣らずの仕上げができましたし、今度こそですね」。

 ストロングサウザーは3年前だが交流グレード2勝の格上。気分次第の面があるので大敗は気にしなくていい。動ける態勢にありそうだし。「未知の面はありますが、それなりの仕上がり状態にはあります。全盛時にはグレード戦線でも上位に絡んでいた馬ですし、いい再出発を期待したいですね」。

 ストロベリーキングはA-4やB-1とはいえなかなかのマクりを披露。中央時には格上挑戦で阪神大賞典に出走歴。距離は望むところか。「追い切り後も息が乱れていないし、今は本当に具合がいい。バテる馬じゃないから距離も歓迎。ここでも恥ずかしくないレースはできるよ。」。

 デジタルフラッシュは2400mで中央1000万を勝ち上がっているようにスタミナには自信あり。予定の連闘。勝って弾みもつきそうだ。「連闘での参戦は予定通り。タフな馬で闘争心はありますし、スタミナも豊富。距離が延びればこの条件でも善戦が可能だと思います」。

 ハタノリヴィールは昨年の覇者で一時期は当地ナンバー1の呼び声もあったほど。再転入後は未勝利も2~4着にまとめている。そろそろ? 「相変わらずのレースぶりだが、この枠順なら流れに乗って行けそうだね。距離は歓迎のクチだし、ここも相手なりには」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→9 9→5 5→1 1→5 5→10 10→5 5→4 4→5 5→8 8→5
 初心者にオススメ!AI予想