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■2019年2月11日
第46回 佐賀記念JpnIII オープンサラ系4歳以上 別定(佐賀)
勢いに乗る4歳馬テーオーエナジーがV
対馬大樹

【中央所属馬の評価】
 テーオーエナジーは昨年の兵庫チャンピオンシップの優勝馬で、ジャパンダートダービー5着馬。最強世代の呼び声が高い4歳勢の1頭。2018JBCクラシックでは0秒8差の7着。強豪古馬相手に善戦すると、その後オープン特別を2連勝。ここに来ての地力強化も目につくし、2度目の重賞制覇は目前。

 ヒラボクラターシュは昨年のチャンピオンCでオメガパフューム(のちの東京大賞典優勝)と頭差の競馬。まだ重賞勝ちはないが、前々走のオープン特別勝ちの内容を見ても交流重賞なら力量的にもヒケを取らないはず。安定した先行力も小回りの佐賀コースなら大きな武器になるはず。55キロなら好勝負に。

 リーゼントロックは500キロを超える大型馬。砂が深くて力を要す佐賀の馬場は向きそう。前々走の東京大賞典では好位で立ち回って見せ場を作った。今回の相手なら位置取り次第でチャンス十分。

 アスカノロマンは今年8歳になったが、直前の東海ステークス(GII)で掲示板(5着)を確保したように、力の衰えは感じられない。全盛期ほどの末脚は見られないが、時計がかかってゴール前混戦になれば浮上可能。

 メイショウスミトモは昨年は未勝利に終わったが、一昨年は重賞で2勝したように実績は十分。完調手前でもこのメンバー相手なら出番があっていい。

【他地区所属馬の評価】
 キクノソルは昨年の佐賀記念で地方馬最先着の4着。今年もここ目標に調整され順調な仕上がり。コースも2度目なら昨年以上の着順を目指す。

 エイシンニシパは昨年佐賀で行われた地方交流重賞はがくれ大賞典で今回と同じ2000メートルで勝利。コース、距離経験があるのは強み。前走で昨年4着のキクノソルを一蹴。状態も良く、ダートグレード競走でも注意。

 カガノカリスマは川崎記念に挑戦した前走は6着も内容は完敗。だが、一線級に揉まれた経験は今後の糧になるはず。前走より格落ちの相手なら入着も。

【佐賀所属馬の評価】
 グレイトパールは、JRA在籍時には初ダートから6連勝(そのうち重賞2勝)を決めた。負かした相手には、ミツバ、ケイティブレイブなどがいる。能力を考えれば佐賀移籍後2連勝は当然の結果だろう。復活のノロシを上げた今なら有力候補の一頭。

 スーパージェットは、昨年の中島記念で3着も前哨戦でグレイトパールに1秒8差をつけられての完敗。ダートグレード競走で更に相手強化された今回は割引。

 スーパーノヴァは地元の条件戦を勝っての挑戦だが、ここに入ると家賃が高過ぎる。どこまで食い下がれるか。

【解説者の予想】
 過去5年はJRA勢が1~3着を独占。今年も魅力溢れる4歳馬テーオーエナジーが参戦してきた。3歳時には兵庫チャンピオンシップでV。ジャパンダートダービー5着と実力は確か。オープン特別とはいえ、ここ2戦の内容は優秀だし、3連勝で2度目のタイトル獲得へ。強敵は中央時にダートで6連勝したグレイトパール。GII2勝の実績はこの相手なら威張れるもの。佐賀に移籍して復活のノロシを上げた今なら有力候補の一頭。前走のチャンピオンカップで健闘したヒラボクラターシュも好仕上がり。ここなら上位圏内。小回りコースは合いそうなリーゼントロック、時計がかかればアスカノロマンも浮上可能。昨年当地で地方交流重賞を勝ったエイシンニシパにも警戒が必要。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 1→10 10→1 1→7 10→7 1→2 1→4 1→8
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