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■2019年3月13日
第3回 中京ペガスターカップ(SP1)サラ系3歳 定量(名古屋)
チャンス到来 フォアフロント
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 名古屋、笠松デビュー馬による一戦。このメンバーなら全国地方交流のスプリングカップに出走したフォアフロントトリマゴラッキの首位争いだろう。実際に先着し、競馬もうまい前者を本命としたが、後者は力を出し切っていない面があったので、あれが力差ではないはず。あとは復帰後2連勝のキクノピオニールと、ドリーム戦最先着のメモリーパールがどこまでで、これらが走らなければコマガイムが浮上するという図式が成り立つ。

 フォアフロントは湾岸ニュースターC2着もさることながら、前走はさらなる強敵相手に見せ場。距離、展開、コース不問なのがまたいい。「体はできているので息を整えるだけで十分。今回は正攻法の競馬になると思うが、どんな競馬でもできるので臨機応変のレース運びで。チャンスのありそうな顔ぶれでは」。

 トリマゴラッキは叩いてさらにという前走が案外だったが、気持ちが乗らなかった面があったとのこと。基本的には堅実タイプ。違うはず。「前走は輪乗り中に体が膠着したような感じになり、ゲートに近づこうともしなかった。そのあたりが走りに影響したと思う。サッと流した追い切りはいい動きだったし、体調に問題はないから、力を出せれば巻き返しがあるはずだよ」。

 キクノピオニールは長期休養明けを2連勝。4組とはいえ前走は初距離ながら引きつけて突き放す味な内容。一介の逃げ馬ではなさそうだ。「前走後は古傷のヒザを気にした日もありましたが、思いのほか回復が早かったですし、今は問題ないと思います。初距離で勝ったあたりはセンスでしょうし、もともと距離延びてと考えていた馬。この相手でどこまでやれるか楽しみです」。

 メモリーパールはひと息後を逃げ切り、力のあるところを見せつけた前走。陣営は控えめだが、叩いた上積みはそれなりにあるはず。「正直あんなに動けるとは思っていなかったので前走はうれしい誤算。ただ、叩いたけどトモの感触がもうひとつで本来の出来にはないから、どの程度やれるか何とも言えない」。

 コマガイムはそこそこにつけたらつけたで伸びあぐねるが、この中では堅実な部類だ。引き続きの1600mも味方になってくれるはず。「変わりなくきている。勝ち味薄でも堅実にまとめているから、今回もそこそこはやれそうに思う」。



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馬単 10→11 11→10 10→1 1→10 11→1 1→11 10→8 11→8 10→6 11→6
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