おすすめ注目レース
■2019年4月16日
第25回 東海クイーンカップ(SP1) 牝馬サラ系3歳 定量(名古屋)
3連覇目指す 塚田厩舎&友森翔太郎騎手
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 これといった新興勢力がいるわけではないのなら、若草賞の1、2着、ゴールドリングリリコの首位争いだろう。そしてそれもここ2走の結果からして着順通りの評価でいいのでは。ただ、以下の印が難しかったりする。ここでは伸びしろ秘めるミトノクリノーブルソレイユに、無欲の差しドミノパスベアーレとしたが。

 ゴールドリングは大外枠もなんの、スピードの違いを見せつけた。距離も2走目だし、ここも行けそうな顔ぶれ。好枠を生かして連勝だ。「追い切りは時計が出過ぎないようサッと流した程度だが、乗り込みは足りている。一連の出来はあるし、距離もメドがついている。この馬なりに動ける状態だから楽しみ。」

 リリコは3走続けての来名。鞍上は2度目だし、1800mも望むところ。ここ2走の差は詰めたいし、距離を味方にあわよくば!? 「普段より間隔が詰まっているぶんそう速い時計は出さなかったが、馬の気配自体は前走時と変わりない。距離の融通が利くタイプだし、引き続き上位争いになるのでは」。

 ミトノクリはまだ課題もあろうが競馬は下手ではないし、姉ベルーガは新馬、G3ファンタジーSを連勝している。大舞台で血が騒ぐかも。「小柄な牝馬なので無理のないローテを組んでいます。二次戦を目標にこの馬なりの仕上がり。重賞のメンバーに入ってどうかでしょう」。

 ノーブルソレイユは前走を見ると強調しづらいが、ここまで(4102)で2走前には3歳特別勝ち。一頓挫の影響は少ないというのなら。

 ドミノパスはゲートを含め出脚はそれほどでもないが、おしまいは比較的しっかりしている。1800mの距離を味方につけられれば。「少し咳が出ていたので一次戦は回避したが、その後の回復は順調だし調教は休んでいないからね。仕上がりは特に問題ないかな」。

 ベアーレは転入当初からすると結果はひと息になっているが、デビュー戦は門別の1700mだった。距離やコースがマッチするようなら? 「門別出身の馬なので力の要る馬場は合うのでは。脚質的に距離も歓迎のクチですし、重賞でもそれなりに格好つけられるとみています」。



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馬単 2→1 1→2 2→10 2→8 2→4 2→5
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