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■2019年6月27日
第44回 栄冠賞(門別)
大物感漂うヘイセイメジャーが重賞初制覇!
對馬 大樹

【結論】
 1200メートル戦を走った馬の持ち時計はすべて1分15秒台。時計面での差がなく、例年以上に難しい一戦となったが、ここは大物感漂う走りで新馬戦を圧勝し、ウィナーズch競走(1)で2着と好走したヘイセイメジャーの重賞初制覇に期待。センス溢れる走りで新馬戦を勝ち、前走も中身の濃い内容だったバブルガムダンサーも素質は見劣らない。逆転も十分可能。スーパーフレッシュch競走Iで勝利を挙げたヨハネスボーイ、抜群のダッシュ力を誇るコーラルツッキー、1戦1勝だが能検当初から前評判が高かったモリデンナイスエンジェルパイロも無視できない存在。

【詳細解説】
 ヘイセイメジャーは3月28日の能検で一番時計をマーク。新馬戦でもスピードの違いで圧倒。前走はスタートで後手を踏み最後方からの競馬も、今度はメンバー最速の上がりでハナ差の2着。連勝はできなかったが、スピードと強烈な決め脚の両方を兼ね備えたトップレベルの力量馬だ。重賞でも好勝負必至。

 バブルガムダンサーも好内容で能検を合格して新馬戦も圧勝。同馬も相当な能力を秘めている。前走は決め手の差が出たが、それでも持ち時計を1秒以上詰めてきた点は評価できる。まだ上積みもあるし、ここでも注目。

 ヨハネスボーイはスーパーフレッシュch競走Iの勝ち馬。前走のオープン特別は4着に敗れたが、勝ち馬と0秒4差なら悲観することはない。同馬も新馬戦から大幅に持ち時計を詰めてきたし、ここに入っても上位圏内。

 コーラルツッキーは前走1番人気に応えられなかったが、栄冠賞への叩き台の意味もあり馬体も重目が残っていた。それでも大崩れしなかったところは能力がある証拠。前走で距離を克服できたし、本番のここで巻き返しへ。

 モリデンナイスはウィナーズch競走(1)が行われた同日の新馬戦でデビュー勝ち。相手関係が違うとはいえ、勝ち時計1分15秒4は、ウィナーズch競走(1)の3着馬バブルガムダンサーと同タイムだった。軽視は禁物。

 エンジェルパイロは1000メートルの新馬戦で初勝利を挙げたが、この血筋なら1ハロン延長は問題ないはず。能検ではコーラルツッキーに先着しているし、ここに入っても力の見劣りはしないはず。ノーマークは危険。



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馬単 7→5 5→7 7→2 2→7 7→11 11→7 7→4 7→1