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■2019年7月11日
京都畜産特別A1A2 3歳以上サラ系3歳以上 別定(園田)
10連勝馬の勢いか、現級の安定株が決めるか
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 西依龍宏"

まったく危なげない走りで見事10連勝を達成したヒダルマ。勝ちっぷりや勢いを信じてここも本命の印を打ったが、A1クラス初挑戦だし、過去に何度も連勝馬がA1の壁に阻まれてきただけにソロソロ正念場の感も。ゴールドスークのここ2走は重賞馬を相手に連続(2)着。現級実績と安定感を考えれば逆転も有り得る。あとでは3月の交流戦でJRA馬として参戦、脚を余し気味でも差のない(4)着だったショージョーダや超短距離戦で痛恨の出遅れを喫した前走は度外視が利くタラニス、除外明けで仕切り直しのセイヴェルビット

ヒダルマ・・・前走は好発を決めてハナを奪い、4角手前で仕掛けると一気にスパート。瞬時に後続を突き放して、最後は手綱を抑えたまま10連勝の記録を達成した。11連勝が懸かる今回はいよいよA1クラス馬が相手だし、過去の連勝馬がこのクラスで壁に阻まれたことを考えると正念場の感は否めない。ただ、A2昇級初戦時も直近の勝ちっぷりや同型馬が多数揃っていたことで決して楽な条件ではなかった状況で完勝し、そして次走(前走)も更にパフォーマンスを向上して勝っただけに、杞憂に終わるかも。

ゴールドスーク・・・JRA時代は4勝を挙げ1600万条件でも(3)着2回。ちなみに4勝はすべて1400m。そして昨年9月に兵庫へ転入すると、A1クラスで(1)(4)(1)(5)(2)(2)着。(4)着の時は逃げたものの直後2番手につけた勝ち馬のプレッシャーを受けたことが響いたし、(5)着の時は落鉄や控えに回ったことが裏目。近2走は連続(2)着だが、勝ち馬はいずれも重賞馬と単純に相手が悪かった。今回は勢いに乗る連勝馬がいるものの、実績ではこちらの方が優勢だし、その他のメンバーを見渡してもこの馬を上回る存在はいない。もう順番か。

ショージョーダ・・・3走前の園田戦では向正面からジワジワと長く脚を使って(2)着と0秒1差。前走の笠松戦は流れる展開にシッカリ乗り、逃げて押し切りを図った1番人気馬をゴール前で捕えて首差勝ち。JRA成績は目立たないものの、地方交流競走では(1)(3)(4)(1)着と安定しており、地方の小回りコースや馬場が合うようだ。スムーズに立ち回れば。

タラニス・・・スタートが最大のカギを握る820m戦で痛恨の出遅れ。発馬の時点で馬群から2~3馬身離されては万事休すだった。園田で崩れたのはその前走と追走に脚を使わされた4走前だけで、流れに乗れたレースでは常に連絡みを果たしている。中間の攻め気配からもデキ落ちはないし、発馬さえ決めれば十分反撃可能。

セイヴェルビット・・・兵庫転入直前の3走は出遅れやチグハグな折り合いで大敗、そして転入初戦の前走はテンションが上がり過ぎてしまい放馬→競走除外と気性面に課題のある馬。ただ、昨夏には南関東B3→B2→B1を瞬く間に3連勝と秘めたる素質・能力は間違いなく高い。中間は園田の馬場に慣れさせるよう調整されているし、仕切り直しの一戦でいきなり好走しても驚けず。



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馬単 5→6 6→5 5→7 7→5 5→8 8→5 5→2 2→5
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