おすすめ注目レース
■2019年7月17日
盛夏特別A1A2 3歳以上サラ系3歳以上 別定(園田)
上位拮抗の短距離戦
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

 水曜日のメインレースはA1とA2クラス混合の1230m戦。なかなか混戦のメンバー構成で波乱になる可能性も十分ありうる。本命はメイプルキング。2走連続3着だが、その時のメンバーを考えると今回は多少楽になった感じ。中間は好調を維持しているし今度こそ決めてくれるだろう。相手候補はA2格の馬だがJRAから転入2戦目で前進可能のペスカネラと前走の重賞で入着を果たしたエイシンヴィーヴォの2頭。他には決め脚鋭いイルティモーネやマイペースで行ければ渋太いヨウライフク、内枠に入り不気味な存在になったキータイプが続く。

メイプルキングは3走前にオープンクラスを初勝利。ここ2走は連続3着だが、2走前の勝ち馬がその後に園田FCスプリントを勝ったタガノカピートで前走の勝ち馬が昨年のサマーチャンピオンを勝ったエイシンバランサーと相手が強かった。今回は重賞勝ち馬はおらず、ここ2戦に比べれば相手関係は多少楽になる印象。この中間も軽快な動きを見せており良い状態をキープしている模様。連続で1230m戦を使うので距離慣れが見込めるし、スンナリ前に付けることができれば今度こそ勝ち切れるだろう。

ペスカネラは今回がJRAから転入2戦目。前走時の追い切りでは好時計を出して期待をしていたが、その追い切りの影響で少し煩くなってしまった模様。この中間は馬なりでの調整だったが、脚捌きは軽快で仕上がり状態は良さそう。前走はスタートで少しトモを落としてしまい良い位置が取れなかった事も影響した印象。前走から斤量が軽くなり52キロで出走できる点も魅力。発馬を決めて番手あたりで競馬ができれば好勝負が可能だろう。

エイシンヴィーヴォは前走の園田FCスプリントで5着と入着を果たした。1230m戦は6勝をあげているのでこの距離は得意距離と言える。前走を820m戦を使った事で当日の気配がカギになるがスンナリ先行できれば最後まで渋太い粘り込みを発揮できるだろう。

イルティモーネは前走、鋭い末脚を発揮して差し切り勝ち。今回も前走と同じ56キロで出走できる点は有利に働くだろう。最内枠に入ったので馬群をどう捌いてくるかが最大のポイントになってくるが、それがうまくいけば連勝も十分可能だろう。

ヨウライフクは前走も自分の競馬ができたが、最後の最後に差されてしまい2着。それでも内容的には良かった。この中間は軽く流す程度だったが、脚捌きは素軽く状態は良さそう。今回は前走時より先行馬が増えたので先手を奪えるかどうかがカギになるが、自分の競馬ができれば大崩れはないだろう。

キータイプは2走前にB1クラスを勝ったばかりの馬なので、今回は相手がかなり強化され厳しい条件になるが、内枠に入った事でうまく脚を溜める事ができそう。ひと脚が使える展開になれば一発ありそうなので警戒が必要。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→10 5→11 5→1 5→8 5→2
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