おすすめ注目レース
■2019年9月19日
第19回 フローラルカップ(門別)
良血バブルガムダンサーが重賞2勝目へ
ケイバブック 對馬大樹

【結論】
 2歳牝馬三冠レースの第2弾!バブルガムダンサーはリリーカップで期待を裏切ったが、名牝オノユウの娘だし、栄冠賞で牡馬を一蹴した力はこんなものでないはず。巻き返しへ準備万端のここは改めて注目。ミステリーベルンは内回り1600でオープン特別勝ち。今回と同じ舞台で勝っているのは大きな強み。勝ち時計も優秀だし、重賞でも楽しみ。リリーカップ2着のグローリアスレゴンも2歳牝馬の中ではトップレベルのスピードの持ち主。初マイルでもマイペースで逃げられればチャンス十分。ここまで5戦して2勝、4着以下なしと底が割れていないルナクレア、中間の動きが目立ったモリデンナイス、牝馬重賞連続入着中のミホスローロリスも軽視禁物。

【詳細解説】
 バブルガムダンサーの前走は重馬場のスピード競馬で先行した2頭のワンツー。先行馬のペースに嵌まってしまい、同馬には厳しい展開となってしまったが、あれがこの馬の実力でないことは確か。レース後も疲れはなく、ここへ向けて順調な仕上がり。母は2009年の同レースの優勝馬。血統背景からも距離延長はマイナス材料にはならない。栄冠賞Vの地力に改めて注目。

 ミステリーベルンは前走のウィナーズch競走(5)で今回と同じ舞台(内回り1600)を走って、2着に5馬身差をつけて完勝。勝ち時計1分43秒3は、今年のヒダカソウカップの上位馬の時計と遜色なし。重賞でも通用するレベルだし、今の勢いなら引き続きチャンス。

 グローリアスレゴンはリリーカップで先行して2着に粘った。3着に2馬身差をつけた内容は評価していい。スピードはここでも一、二を争う存在。初めてのマイル戦だが、厩舎陣営は「デビュー時からマイル向きと見ていた」とのこと。前走の勝ち馬不在なら勝機十分。

 ルナクレアは4戦目で初勝利を挙げると、続くアタックも勝ち連勝。ここまで5戦して一度も4着以下がないし、新馬戦でフジノロケット(盛岡ジュニアグランプリで優勝)の2着の戦歴から重賞でも期待。

 モリデンナイスはすずらん賞で痛恨の出遅れ。それでも勝ち馬に1秒と負けなかったところはこの馬の地力。これまで大きく負けたのは栄冠賞だけだが、その時よりもパワーアップしている今なら前進は可能。

 ミホスローロリスは牝馬重賞で連続入着。このメンバー相手でも力の差はないはず。いい脚を長く使えるのも魅力で、この血統なら距離が延びて良さそう。広いコース向きだが、小回りでも軽視は禁物。



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馬単 6→5 5→6 6→7 7→6 6→10 10→6 6→8 6→11