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■2020年1月28日
第7回 梅桜賞(SP2) 牝馬サラ系3歳(名古屋)
いいサイクルに突入!? エムエスオープン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 笠松ナンバー1のニュータウンガールが敢然と矛先を向けてきたし、ジェネラルエリアとは初顔合わせ。ビックバレリーナとも勝負付けが済んでいるとは言えない。兵庫からメディエイコネイチャーアモーレと不気味な馬もやってきたが、期待はエムエスオープン。新春ペガサスカップでライバルを下して自信を取り戻した。牝馬同士でこの距離なら。

 エムエスオープンはゲートの問題はあるが、気にするほどではないし距離延長は相対的に有利に作用。牝馬同士ならといったところだろう。「サッと追ったが、いい反応だったと思う。差してくるし、距離延長は気にならない。ゲートだけ集中してくれればぶざまはしないよ」。

 ニュータウンガールは秋風ジュニアでは仕上がり途上で止まっただけで、砂をかぶること自体は問題ないはず。初コースでも、初距離でも。「先週、併せ馬でしっかり負荷をかけたので直前は軽めだが、いい雰囲気を保てている。馬場や輸送などクリアしなければならない課題はあるが、今ならどこへ行っても恥ずかしくない競馬ができるよ」。

 ジェネラルエリアは前走は順調さを欠いていたし相手を褒めるべき。叩いてここへ。平均ペースに強そうな馬だけに、こういう距離でこそ? 「門別時は1200mで甘さを見せていましたが、それは忙し過ぎてバテていたような印象。距離は長い方が向くと考えています。試走的な意味合いの前走もしまいを生かす競馬ができましたし、青写真通りいい仕上がりを見せています」。

 ビックバレリーナは笠松の高速決着でも2着に踏みとどまったし、今回は前走より順調な過程と言える。1ハロン延びてもペースを握れば。「前走後はここを目標に仕上げてきた。体型的にも距離延長は望むところで、この相手でも気後れはない。テンから積極的に仕掛けて正攻法の競馬で勝負する予定。勝ち負けを期待している」。

 メディエイコは前走、重賞下だが牡馬もいる特別で人気して惜敗。折り合いはつくので逃げるだけの馬ではない。差す脚を身につけたい。「追い切りはこの馬なりに動いたというか、今までで一番よかったのではないか。輸送などいろいろクリアしなければならない点はあるが、距離は全く問題ないので期待を持って臨みたい」。

 ネイチャーアモーレは3走前が初勝利でこれといった実績はないが、後方からひと脚は使える。ハマるようなら見せ場以上も!? 「前走は1400mの高速決着で仕方なしだが、2走前は出遅れながらも2着馬からそう差はなかった。追い切りもいい動きだったし、距離も合う。初馬場でも力は出し切れると思う」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→1 1→5 5→11 11→5 5→3 3→5 5→6 6→5 5→2 2→5
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