金曜ナイターのメインレースはB1クラスの一戦。8頭立てと少々寂しい頭数になったが、混戦でなかなか難しいので波乱の決着になってもおかしくない。本命は
テツ。前走は好内容での勝利だった。斤量増でも充実した今なら克服できそう。相手候補は叩き2走目で上積みが見込める
クールフォールと堅実に駆けてくる
レオベストの2頭。他には勢い十分の
マイネルプリサイスや3走前には上のクラス勝ち経験がある
キクノウェスター、少頭数で粘り込む可能性がありそうな
トウケイアローが続く。
テツの前走はスンナリ先行すると3コーナー過ぎには先頭に並びかけ、4コーナーでは単独先頭。直線では後続を突き放し最後は流す余裕のある勝利だった。同じ日に行われた同クラスのレースよりも速かったし、まだ伸び代のある内容だった。この中間も順調な模様で前走の勝ち方から斤量増も問題は無さそう。昨年の金沢で行われたMRO金賞で重賞勝利の経験があるほどの馬。もっと上のクラスでも十分活躍できる力があるので、このクラスはアッサリクリアできるだろう。
クールフォールの前走は約4ヶ月振りの競馬だったが、スンナリ先手を奪うと、道中も良い手応え。直線では勝ち馬に差されてしまったが、最後まで渋太い粘りは良かった。今回が叩き2走目で上積みが見込めそう。強力な同型馬がいないので今回も単騎逃げが可能。前走以上の粘りに期待。
レオベストは昨年の1月から勝ち星は遠ざかっているが、堅実なレース振りで安定感がある。今回は少頭数になってしまったが、有力な先行馬が揃っているのでペースはある程度流れそう。この馬の差し脚が活きる展開になれば一気に追い込んでくるので常に注意が必要だろう。
マイネルプリサイスは兵庫に転入後安定した成績を残しているし、時計も一走ごとに詰まっている。この中間の攻め気配も元気一杯で良い状態をキープしている模様。斤量が1キロ増えるが、大型の馬なので問題は無いだろう。好位でレースを進めれば大きく崩れることは無いだろう。
キクノウェスターは3走前にはA2クラスで勝ち経験がある。前走は休み明けが多少影響した感じのレース振りだった。一度叩いたことで調教での動きは前走時以上で上積みが見込める仕上がり状態。実績的には上位の馬なので一変に要注意。
トウケイアローの前走はインコース有利のなか、終始外を回ったことが最後まで響いた印象。この中間の動きは変わりなく軽快で調子落ちは無さそう。今回は最内枠に入ったのでロス無く進めることができそう。道中上手く脚を溜めることができれば一発あってもおかしくない。