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■2020年9月17日
第20回 フローラルカップ(門別)
マーサマイディアが3連勝で重賞V2!
ケイバブック 對馬 大樹

【結論】
 牝馬限定の内回り1600メートル戦。全馬この条件で走るのは初めて。波乱があるかも知れないが、ここは唯一の3勝馬で重賞ホース・マーサマイディアを狙いたい。フルールカップは着差以上の強さで時計も優秀。今年デビューした牝馬の中ではトップ3に入るといってもおかしくない能力の持ち主。3連勝、そして重賞V2で次なるステージへ。相手は唯一門別の内回りを経験して勝っているケープホーン。ここ2走の内容ならマイルも問題ないだろう。JRAで2勝した母を持つ良血。重賞でも楽しみだ。リリーカップ2着のレディブラウンも前走以上の気配。牝馬戦なら再度連対圏。ターフチャレンジI競走の2、3着馬サブルドールモリノオーシャンもこの距離は合いそうなだけに軽視は禁物。

【詳細解説】
 マーサマイディアは今年のフルールカップを制したタイトルホース。ここまで4戦3勝の成績も立派。母は川崎のマイル戦でV歴。初めての内回りでも1600メートルなら克服可能とみる。今回も好仕上がり。2戦連続重賞制覇へ。

 ケープホーンはまだ2戦のキャリアだが、内回り1500メートルで新馬勝ち。1700メートルのウィナーズch4競走で牡馬相手に2着。まだ底が割れていない。母はJRA2勝馬。素質高く、牝馬同士なら重賞でも好勝負に。

 レディブラウンは新馬勝ち後もオープンで3戦してすべて4着以内。重賞初挑戦のリリーカップは、勝ち馬が強過ぎたが、2着争いに競り勝った勝負強さは高く評価できる。血統背景からも距離延長はプラス。今回も上位圏内。

 サブルドールの前走はH1重賞ブリーダーズGJC。強敵牡馬が相手だったことを考えれば、あの結果(8着)も致し方ない。1700メートルのターフチャレンジI競走で2着。牝馬同士のマイル戦なら巻き返しは可能。連下候補。

 モリノオーシャンは遠征帰りだが、稽古の動きを見る限り、疲れは感じられない。前走は初芝でJRAのオープン相手では力を出し切れなかったが、地元のダートなら見直せるはず。好内容で新馬勝ち。素質の良さに期待。



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馬単 4→5 5→4 4→3 3→4 4→6 6→4 4→8