おすすめ注目レース
■2020年11月25日
近江米特別B1 3歳以上サラ系3歳以上 定量(園田)
上位拮抗の混戦
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

 水曜日のメインレースはB1クラスの1400m戦。上位は混戦でなかなか面白いメンバー構成。本命はモズファヴォリート。今回は昇級戦になるが、前走の勝ち振りや走破時計を考えればこのクラスでも通用しそう。相手候補は安定感があるトーセンシルバーと力はここでも遜色はないベルクカッツェの2頭。その他には今回が大井から転入初戦のイッチョウトウケイタンホイザミヤラビランドのJRAからの転入馬が不気味な存在。

モズファヴォリートの前走は好位に取り付くと直線で力強い伸び脚を見せて快勝。それまではなかなか勝ち切れない競馬が続いていたが、2走前の勝ち馬はB1クラスでも勝利をあげていたし、3走前の勝ち馬は転入後負け無しの馬なので相手が悪かったとみて良いだろう。それを考えれば昇級戦でも十分通用するだろう。この中間の調整もいたって順調で追い切りの動きも軽快。スンナリ好位に取り付けば連勝は濃厚だろう。

トーセンシルバーは兵庫に転入後安定した成績を残している。3走前は距離が長かったし、2走前は3コーナー過ぎで前の馬が下がってきてしまい捌くのに手間取ってしまったことと敗因はハッキリしている。内でジッと脚を溜める競馬をしたほうが良いタイプの馬なので内枠に入った今回はチャンス。スムーズに馬群を捌ければ上位争いは必至。

ベルクカッツェは大きく崩れたレースが少なく堅実に走ってくる。良い差し脚を持っている馬なので、2走前のような少頭数の道悪馬場や前走のようなスローペースではこの馬の持ち味が発揮できなかった。それでもこの馬なりに脚を使って上位に迫っていた。今回は多少ペースは流れそうなのでこの馬の末脚が活きる展開になりそう。一発に期待。

イッチョウは今回が大井から転入初戦。南関東ではC1クラスを2勝し、その後もBクラスで再三好走をしている事を考えると、このクラスでは条件的に有利に働きそう。調教での雰囲気はマズマズ良い。主にマイル戦以上の距離を使われてきているので距離対応がカギになるが、初戦からいきなり好勝負できそう。

トウケイタンホイザは今回がJRAから転入初戦。新馬戦勝ちがあり、その後は重賞挑戦までしている馬。まだキャリア4戦で伸び代十分。今回が初めてのダート戦になるが、追い切りの動きは素軽いので問題は無さそう。能検では大きく増えていた馬体がどこまで絞れているかがカギになるだろう。

ミヤラビランドも上記のトウケイ同様、今回がJRAから転入初戦。ただ、この馬に関してはJRA交流戦で4度園田に遠征してきており、勝ち経験もある。最近は大きな負けが続き、交流戦でも今ひとつの成績なので遠征に来ていたときのような走りができるかどうかがポイントになるが、能検の動きは悪くなかったので押さえておいた方がいいだろう。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 4→2 2→4 4→3 4→6 4→7 4→11
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