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■2019年5月30日
第43回 北斗盃(門別)
3歳三冠レース初戦!リンゾウチャネルが一冠獲得
對馬大樹

【結論】
 3歳三冠レースの第1弾!2歳時から全国で活躍してきたリンゾウチャネルを本命。A級古馬を圧倒した前走に更なるスケールの大きさを感じさせた。3歳同士なら力は一枚上だし、まずは一冠獲得。3歳牝馬の中ではトップレベルの実力を誇るスティールティアラが相手の筆頭だが、中央で2勝しているジョウランも素質はヒケを取っていない。引き続き好勝負に。ダイキンボシもここへ向けて態勢は万全。前進を期待。栄冠賞馬イッキトウセン、2戦2勝のシベリアンプラウドも侮れない。

【詳細解説】
 リンゾウチャネルはここまで9戦5勝、2着3回。JRAの強豪が揃った兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)では5着だったが、全国でも通用する力をアピール。古馬初対決の前走はA3下のメンバー相手にスピードで圧倒。門別の内回り1600メートルは初めてだが、盛岡の芝1600メートルで重賞勝ちがあり、マイル適性は高い。地元の3歳戦なら力は一枚上だし、順当に一冠を獲得。

 スティールティアラは昨年のフローラルC、サッポロCCで2着。ローレル賞、東京2歳優駿牝馬で4着。まだ重賞勝ちはないが、3歳牝馬の中ではトップレベルの実力馬。牡馬の一線級が相手でも良績ある内回り1600メートルなら不安はない。今季緒戦で見せたスピードも光るし、同型をうまく捌ければ重賞初制覇も狙える。

 ジョウランは中央で新馬と500万下条件を勝っている2勝馬。転入緒戦の前走では、いきなりA4下の古馬相手に2着に入り、地力の高さを見せつけた。南関東でマイルも経験しており、距離に対する不安はない。同型は強いが、3歳同士ならスピードでヒケは取らないはず。重賞でも好勝負を期待。

 ダイキンボシは前走で内回り1600メートルを試走。本番へ向けて準備は万全。休み明けを叩かれつつ、デキも上昇。中間の坂路でも35秒台をマーク。態勢は整ったし、ここは目が離せない。

 イッキトウセンは休み明けを2度叩かれて復調の兆し。今回は栄冠賞を制した吉原騎手とのコンビ。実力は確かなだけに、前進を見込んでおきたい。

 シベリアンプラウドは既走馬相手のデビュー戦で初勝利を挙げると、2戦目も素質を感じさせる内容で連勝。稽古の動きも更に良化。相手強化でも侮れない。



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馬単 3→7 7→3 3→11 11→3 3→1 1→3 3→6 3→5