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■2019年6月20日
第5回 ヒダカソウカップ(門別)
2年連続でディナスティーアが北のマイル女王に輝く
對馬 大樹

【結論】
 北の古馬マイル女王を目指して今年は10頭が集結。万全の状態でこのレース2連覇を狙うディナスティーアを本命にしたが、昨年2着の雪辱を晴らしたいアップトゥユーもここへ向けて仕上げに抜かりなし。門別重賞初制覇も十分。冬場の遠征で一段と力をつけてきたクオリティスタートも今年はV圏内。、昨年のロジータ記念の覇者クロスウィンド、2016年の道営記念優勝馬タイムビヨンドの地力も侮れない。

【詳細解説】
 ディナスティーアは昨年のこのレースの覇者。2着のアップトゥユーに3馬身差をつける完勝だった。門別の内回り1600メートルは初めてだったが、距離適性の高さを示す内容だった。今年はここが3戦目になるが、前走の勝利をキッカケにグンと上昇。2連覇を狙えるデキだ。 

 アップトゥユーは北海道スプリントCにも登録してたように仕上がりは良好。今季2戦は(2)(1)着と結果を出しているし、パワーアップしているのも確か。ベストは1200メートルだが、1600メートルも守備範囲。門別内回りも2度目、今年は昨年(2着)の雪辱を晴らすか。

 クオリティスタートは冬場の遠征で川崎の1600メートル戦で勝利を挙げたし、地元に帰ってからも堅実に走っている。このレースは昨年5着。デキは昨年よりもいいし、この舞台も2度目なら慣れが見込める。相手は揃ったが、勝ち負けのチャンスは十分。

 クロスウィンドは2歳時に門別でブロッサムカップ(当時は内回り1600メートル)、3歳時に王冠賞、南関東に移籍してからロジータ記念を優勝。世代トップクラスの実力馬。牝馬戦なら重賞でも差はない。緒戦から注目。

 タイムビヨンドは門別の内回り1600メートルで3戦して2着2回、3着1回。勝利こそないものの、この成績は信頼できるもの。2016年の道営記念の覇者でもあり実績は十分。主戦の五十嵐騎手に戻った今回は上位圏内。



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馬単 6→4 4→6 6→7 7→6 6→9 9→6 6→2