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■2019年7月12日
OBCラジオ大阪賞B2 3歳以上特別サラ系3歳以上 定量(園田)
ロジキャロル前走圧勝は力の証
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋"

本命はロジキャロル。前走のJCSファイナルステージ第2戦は時計だけで言えばSペースでの行った行ったの競馬にも見えるが、実際は1週目スタンド前から後続が早めに押し上げていく形であり、数字では表せないほどタイトな展開。そんな流れにも怯むことなく、2着に0秒5差付けた内容は着差以上に強いモノと言えるだろう。今回斤量は1キロ増えるが、クラス自体は据え置き。勢いにそのままにここも押し切る。対抗メイショウティグレは例年通り夏場近づき切れ味が増してきている。出脚の部分にまだ課題は残すが、今回の内枠、さらに発馬後直ぐにコーナーを迎える1700m戦であれば前回ほど置かれる心配もなさそう。突き抜けも視野に入れておきたい。ほかでは、田中Jとのコンビで前走一変を見せたエイシンレガシー、3歳OP戦線で活躍したベルリーフ、本来の先行競馬ならビジネスライクも圏内。穴ではゴッドバローズ。長谷部Jとの相性の良さは軽視禁物。

ロジキャロル…転入初戦はあと一歩詰め切れずの2着だったが、当時の勝ち馬は後にB1戦でも勝利を収めることとなる現在3連勝中ゴールドスカル。そこを物差しにすれば同馬も昇級しても即通用できる能力有り。背1キロ増も現級なら自力で十分カバーできそうだ。

メイショウティグレ…前走は前半で置かれる格好になりながらもメンバー最速の上がりを繰り出し勝ち馬に0秒2差まで迫る2着。元来夏場に滅法強く、自身の8勝中の内5勝を7月から9月の間に挙げている。復調気配の今なら位置取り次第で一気突き抜けも十分。

エイシンレガシー…これまでは馬自身が図っているかのように残り200m付近から決まって甘くなっていたが、田中Jと初コンビとなった前走はそんな面を全く見せず楽勝。今回も集中力がカギになりそうだが、前回の再現となれば昇級もクリアできそう。

ベルリーフ…中距離戦では折り合い面の難しさがまだあるようで、その分で前半も無理には出して行きづらい様子。さらに近2走は出遅れも加わってしまい余計に競馬を難しくさせてしまっている印象。課題の発馬さえうまく決まれば好機も。

ビジネスライク…タメてもそこまで切れる脚が使えないタイプだけに、前走のような中団からの競馬では持ち味も生きない印象。2走前には上記馬ロジキャロルと0秒1差の3着。当時のような先行策から淀みない流れを作って行ければ。

ゴッドバローズ…前走は10番人気の低評価を覆す勝利となったが、振り返れば今年4月久々に勝利を挙げた際も鞍上は長谷部Jであり、これまでの同馬6勝中4勝は彼とのコンビでのモノ。昇級戦でも注意しておきたい。



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馬単 7→2 2→7 7→11 11→7 7→3 3→7 7→8 7→12
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