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■2019年7月17日
第16回 星雲賞(門別)
スピードも力も一枚上!スーパーステションの2連覇が濃厚
対馬 大樹

【結論】
 スーパーステションは3歳時に王冠賞を優勝してから、地元重賞は9連勝中。一般レースを含めると12連勝中で2017年7月末から約2年間、門別では負けていない。昨年のこのレースはレコードタイムにコンマ1秒差に迫る1分39秒9で優勝。地元戦でこの相手ならスピードも力も一枚上だし、今回もV濃厚とみる。相手は星雲賞を2度優勝しているオヤコダカが有力だが、門別では5着以下なしと転入後は一度も崩れていないドラゴンエアル、昨年の2着馬モズオトコマエも前走後はここへ向けて仕上げてきているだけに注意したい。門別のマイル戦で良績を残しているディナスティーアストーンリバーも連下で一考。

【詳細解説】
 スーパーステションは遠征帰りの一戦になるが、中間の動きを見る限り、体調面に不安はないだろう。今年もコスモバルク記念、赤レンガ賞とケタ違いの強さで圧勝し王者の力を存分に見せつけている。58キロでも地元馬同士の一戦なら不安なし。マイル戦での適性の高さも昨年の優勝で証明済み。順当に2連覇へ。

 オヤコダカは2016年、2017年の星雲賞優勝馬。2018年は本来のデキを欠いて不本意なシーズンに終わったが、立て直した今シーズンは緒戦のコスモバルク記念で2着に入ると、前走のA1下特別を圧勝して復調をアピール。スーパーステションは強敵だが、今のデキで得意のマイル戦ならチャンスがあっていい。

 ドラゴンエアルは門別でのマイル戦は初めてだが、南関東に在籍していた2歳時にマイル戦でV歴があり、重賞でも2着に来ているように、距離短縮がマイナス材料になることはないだろう。道営転入後は11戦して5着以下なしの安定感。スピードも健在だし、久々のマイル戦でも手堅い走りで上位を狙う。

 モズオトコマエは昨年のこのレースで優勝したスーパーステションに7馬身差をつけられたが、この馬自身も3着馬に4馬身差をつけ2着確保。初めてのマイル戦で結果を出した。園田遠征から戻ってきた後は選定されていたマーキュリーカップを回避しここに向けて調整。地元重賞に挑戦してきた意気込みを買う。

 ディナスティーアは昨年のヒダカソウカップの覇者。今年は2着惜敗だったが、門別のマイル戦はこの馬には合っている印象。翌日に牝馬重賞のノースクイーンカップがありながらも、牡馬相手のマイル重賞に挑戦してきたことはマイル戦に対する自信の表れと思われる。今ならここでも善戦可能。

 ストーンリバーは2歳時にブリーダーズゴールドジュニアカップで優勝。3歳時に北斗盃で2着と門別のマイル戦では3戦して10割連対と底を見せていない。今年はA1下で重賞ホース相手に上位争いしているし、重賞でも2着争いなら出番があっても。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→4 5→3 5→6 5→10 5→2