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■2021年3月3日
棋士のまち加古川特別(姫路)
イルティモーネ今度こそ
"ケイバブック 中司 匡洋"

近走は脚を余す競馬ばかりだったが、ようやくスムーズな競馬ができたイルティモーネ。結果は2着だったが、勝ち馬とは終盤のコース取り、内と外の差だけといった内容だった。近年こそ冬場でも好走できるようになってきたが、基本的には暖かくなるこれからの時季を好むタイプ。気候面も久々勝利へのアシストになりそうだ。前走は強力な同型馬の存在が競馬を難しくさせていたマコトパパヴェロが対抗。今回のメンバーと枠順を利すれば押し切りまで可能。前走は若干仕掛け遅れの感があったエイシンデジタルも好相性の笹田Jなら見直し可能。短距離戦でこそ切れる脚が使えるサージュ、今回も発馬さえ五分ならタガノラガッツォも上位圏。先行力のあるヒダルマも粘り込み注意。

(10)イルティモーネ…3走前、2走前と脚を完全に余した競馬だったが、前走は道中うまく捌いて2着。勝ち馬が内々をうまく立ち回っていたことを思えば、負けて強しとも言える内容だった。井上Jとは今回コンビ2走目、その点でも上積みが期待できそうだ。

(1)マコトパパヴェロ…近走は中距離戦でも好走しているが、道中折り合い面の難しさを考えれば、本質は短距離馬に感じる。前走は同型の重賞馬ナチュラリーと一緒になりチグハグな立ち回りとなってしまったが、今回のメンバーなら楽に先行できそうだ。

(9)エイシンデジタル…後半勝負に賭ける競馬で味の出るタイプだが、前走に関しては少し大事に乗りすぎていたように感じた。休養明けでも2着に来た2走前の内容が示す通り、力は現級でも上位。改めて見直したい。

(6)サージュ…追い出してからアタマが上がっていく面があるので、落ち着いた展開での上り勝負では後半伸びあぐねてしまう。一瞬だが切れる脚は持っており、展開がある程度流れてくれさえすれば。

(4)タガノラガッツォ…前走は好発からの先行押し切りだったが、もともとスタート面にムラがあり、どちらかといえば立ち遅れる率の方が高いタイプ。その不安定さから、今回も評価は控えめに。

(8)ヒダルマ…連勝で重賞勝利したころの勢いはまだ取り戻せていないが、前走に関してはスライドローテーションで中間調整自体も順調ではなかった。まだ見限れず。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 10→1 1→10 10→9 9→10 10→6 10→4 10→8
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