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■2021年9月22日
第21回 フローラルカップ(門別)
エイシンヌプリに今一度期待
ケイバブック 對馬 大樹

【結論】
 リリーカップで本命にした(8)エイシンヌプリに今一度期待する。内枠で揉まれ込まれた時が心配だったが、スムーズな立ち回りで4着。フルールカップよりも着順は下げたが、多頭数を克服できたのは大きな収穫。デキは前走以上だし、2勝目は重賞Vで。強敵はこの舞台で勝ち星がある(1)コスモポポラリタ。前走のサッポロクラシックカップで4着と善戦したように地力は確か。牝馬戦なら首位争い十分。リリーカップ3着の(3)ツーシャドーも距離克服なら優勝のチャンスはある。強烈な決め手を持つ(7)カーロデスティーノ、センス光る(6)パッショニスタも軽視禁物。

【詳細解説】
 ◎(8)エイシンヌプリはフルールカップ(H3)2着、リリーカップ(H3)4着と牝馬重賞で善戦。まだ1勝馬だが、着実に力をつけているのがわかる。牝馬戦なら地力上位で通るし、この血筋なら距離延長も問題ない。坂路の動きも依然上々。今回は勝ち負け十分。

 ○(1)コスモポポラリタはアタック(認定未勝利)で初勝利を挙げたが、続くウィナーズチャレンジ5競走も勝ち2連勝を決めた。サッポロクラシックカップ(H2)は4着に終わったが、牡馬の強敵相手に善戦した力は評価していい。良績ある内回りで重賞初Vを狙う。

 ▲(3)ツーシャドーは未勝利、アタック(認定未勝利)で2連勝したが、いずれも好時計で圧勝。続くリリーカップ(H3)では逃げ粘って3着。3連勝は逃したが、重賞でもスピード負けしなかったことを証明。今回は距離延長が鍵になるが、今のデキなら克服可能。

 △(7)カーロデスティーノは前走2着も勝ち馬はのちの重賞ホース。相手が悪かっただけで、この馬自身も3着に2馬身半差をつけた内容は無視できない。いい脚を長く使えるのでマイル戦でも対応できるはず。差し脚生きる流れなら、一角崩し以上も可能。

 △(6)パッショニスタはまだ1戦のキャリアだが、能検、新馬戦で見せたスピード能力は相当に高い。いきなり重賞で距離も延びるが、坂路で35秒台を出したようにデキは文句なし。更に上積みが見込めそうで重賞でも楽しみ。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 8→1 1→8 8→3 3→8 8→7 7→8 8→6